『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第24幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 デビルサターンって重複ネーミングだよね。と謎の書き出しからスタートしましょう。
 謎の書き出しと同じくらい謎に『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』の一話一話の感想を書いていくのがこの項でっせ。日和が好き過ぎて、それの発露としてこのようなことをしています。特に誰にも迷惑のかかることではないので、完全に趣味の範囲としてやっております。…‥迷惑はないよな?
 ついでにページ数とコマ数も調べています。完全に自己満足、趣味の範囲の行動ですが、何か新しいことが見えるかも、とやっている次第です。
 実際見えるか? ハハッ。
 さておき、それではいってみましょう。

第24幕 サタン

大体の内容

 宮原君は自分のアニメ好きを誤って世に知らしめたラジオ局に復讐する為、サタンを召喚するのだが……。

感想

 悪魔召喚ネタをこういう味付けでくるか! という、現在の増田こうすけ先生のその題材をこういう味付け! 回の初期形と言えるかと思います。
 悪魔召喚ネタはわりとあるネタですが、召喚してデカい頭のちょっとデコあたりしかでない、というのは中々斬新です。口どころか目さえない、まぶたまでですからね。
 その頭のちょっとしか出ない、というのが地味に展開に作用していて、それが滑らせようと注いだ石鹼水がまぶたくらいまで出ているから目に! というもの。基本的なネタなのに結構笑いました。これが目がしっかり出ていたらしなかっただろう、というのも理解出来て、このちょっとだけ頭が出るというネタをきっちり昇華しているのが見事です。
 お話の方は最終的にサタンに説教される展開になりますが、最後までサタンが一言も発していないのも、地味に良いな、と思いました。ここのよさがよく分らんけどいいんだよなあ。一切喋らなかったから、最後まで喋らせない、という徹底に感心します。それゆえに叱られの方が一方的に喋ってる形になってサタンの威圧感が出ている。よき。

史実ネタ

 なし

ページ数とコマ数

  • ページ数:6ページ
    • ひと月複数回のパターンの回かしら? という感じで短い回。その分締まっているんだけど、展開が単純だからこれ以上膨らましようがないともいえる。そういう意味できっちりしたページ数選択だと思います。こういうのはやっぱりこれくらいが丁度いい。
  • 総コマ数:38コマ
  • 平均6ちょっと。最少は5コマで2ページ目。最多は7コマで大体このコマ数。やはりコマ数が6付近になるのよな。謎。
    • 宮原君登場コマ数21コマ。先生が17コマ。 女生徒が19コマ。女生徒の名前が無かったけど、わりと重要キャラなのにつけるの忘れていたのかしら? これはあっても無くても問題ないんだけど、この辺がページ数が少なかった影響とも思えます。

過去ログ

まとめ置き場