この項について
Switch2が手に入って『ドンキーコング バナンザ』に心が奪われております。『実在性ミリオンアーサー』の〈破壊こそ生きがい〉を歌い出すレベルです。破壊破壊破壊破壊破壊! それこそが生きがい!
さておき、今回も雑カード語りをやっていきます。もう40回目前で、だいぶやったなあ、とか。本当に全カード語りし出すかもしれん。いやいや。いやいやいや。無理無理! 多いって!
それは置いておいて、今回は地味な一枚。本当地味。でもだからこそ?
ということで、それではいってみましょう。
今回のカードはこのようになっているわ。(『ヴァルキリープロファイル』のフレイ声で)

今回はドラゴンのブロンズフォロワー、〈駆け出しのドラゴンスレイヤー〉を取り上げます。4コスト2の2で、相手の場のカード1枚を破壊する能力を持っています。シンプルな除去効果です。それだけゆえに、ぱっと見地味です。
基本的な使用法
使い方としては、単体確定除去しつつ場に2の2を置く以外の仕事はしません。非常にわかりやすい除去効果です。
とはいえ、その置いた2の2は上手くすれば仕事をしてくれます。つまるところ、進化を使った4コスト二面処理が基本的な扱い方をするフォロワー、といっていいでしょう。でも基本以上の動きは特にないので、中盤のシンプルな除去として普通に使える、と言うカードになります。
思い入れなど
とはいえ、意外と出しただけでの確定除去持ちのフォロワーは多くない。ある意味で同じカテゴリーなロイヤルの〈剣士の斬撃〉以外だと、ビショップやナイトメアなどにいますが、大体5コスト以上。他にもあるけど自傷付きだったり、あるけど進化が必要だったり、あるいはその両方と制限が強い。
その中にあって確定除去を単体とはいえ4コストで進化無しで、というのは地味に破格だったりします。まあ、その分スタッツが控えめではありますが、それでも進化使えばわりと取れるとこは多いので、最低限のラインは確定除去で、その後は後は流れでお願いしましょう。
というか、そもそも4コスト帯なら順当にやっていると相手側にそんなに並んでない場合も多いです。なので進化を使わず相手1枚とれるのはかなりアドと言えます。
また、能力耐性がないならいかに体力が多くても確定除去ゆえしっかり取れるので、打点は出せないにしても除去として終盤でも使えるポテンシャルはあります。
なので、今後もひとまず入れてみる、と言うカードとして使われるのではないか? とか思っています。適当こいてますが、便利な場面は結構あるのは間違いないでしょう。あそこで確定除去できていれば、はよくある悔恨ですし。
さておき、先述してますがこのカードとロイヤルの〈剣士の斬撃〉はほぼ同じものです。1枚相手のカードを取って2の2フォロワーを置く。そこになんの違いもありゃしねえだろうが! なのです。そこに今作の確定除去に対する制作側のスタンスがここに出ている、と考えてしまいます。
前作シャドバでは最初期は5コスト帯だった確定除去がジリジリと4コストに下がって行きましたが、シャドバWBでは4コストで+αくらいの位置に確定除去がある。開幕から4コストの〈神の雷霆〉がありますからね。それに近しいのがロイヤルとドラゴンに、なのはなにを示唆しているのか。
案外、このラインを継続することでインフレを抑止したい、とかあるのかも。このラインだよなあ、というコンセンサスがプレイヤー側にあればインフレしなくてもいい? いや、結局わかんねえんすけども。する時はするし、やってるとインフレするものだし。
とはいえラインは引いてるから、ここに照準を合わせておく。ブレないようにする。そういうものかも。指針ですね。あるいは、今後このラインの確定除去を他のクラスにも? 施策がうまくいくなら、ある、のか? まあ、そううまくはいかないんでしょうけど。そのラインをどう崩すかってやってる感あるし。
まとめ
わりと地味な除去持ちだけど、それゆえに使える幅は広い。そんな存在が〈駆け出しのドラゴンスレイヤー〉なのです。シャドバWBの確定除去ラインの基本ですからね。