- 作者: カトウハルアキ
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2009/10/09
- メディア: コミック
- 購入: 5人 クリック: 38回
- この商品を含むブログ (48件) を見る
大体の内容。「ヒャッコ『上園四天王編』、堂々のスタート!」。半ばホント半ばウソなのが本編の内容であります。ということで、腕っ節自慢の四天王、堂々の登場且つ格闘ありありでパワーバランスなんて言葉がこの漫画にもとうとう適用かッッッッなのですが、まあこれは「ヒャッコ」なので、四天王の中にあいつが入っていてしかも強さがダンチっぽいという、「お前かよ! そして強いのかよ!」みたいな分かりやすいツッコミ所はきちんと押さえられています。メンタル面、というより虎子方面に弱いという弱点もきっちり。強く、そして強すぎない。絶妙のバランスと言えましょう。
さておき。
4巻の時点では「好きだし面白いけど、たぶんこれが楽しいのは俺だけだろう」みたいな変な優越感に苛まれ、同時期なアニメ版は「きらいではない」というある種のツンデレ台詞を口走ってしまってた私ですが、5巻は普通に楽しくて、たぶんあまねく人に楽しい漫画だろうと勝手に思ってみたり。その辺はたぶん、アニメ版の問題点である所の間延び感の無さ*1と、4巻の主体であった細切れで主線の無い話が無かった辺りに今回の良さ、あるいは「ヒャッコ」の良さのヒントがあるのではないか、と考えオチ。
後、全くどうでもいい話をすると、登場回周辺の段階では苦手意識のあった狐が、この巻でも暗躍してるのは変わらないのにそれほど苦手な感じを受けなかったりしました。やってる事は似通ってるはずなのにそう思ってしまうのはやっぱり、4巻のセッ○ス発言で「年頃の男の子だなー」って思えたのが大きいのかもしれません。
それから更にどうでもいいですが、雀……。雀……。雀……。