電撃4コマvol'135徒然に感想

「enjoy! ネットぴーぷる」

  • ここにもまた人間性を捧げる人が…。前回のちょっと懐かしゲーから最新作に移行したのは、まあ単にプレイしたからでしょう。前回の『ゲマママ』と内容的にだだ被りな所が多いのは、まあ誰もが通る道だからでしょう。チュートリアル面の解説だけでこんなに話が持つゲームというのも珍しいですが、それだけのポテンシャルと言う事でもありましょう。
    • ミカさんが猪突猛進タイプなので、余計にこのゲームの要諦にきっちり絡むのもまた良い味わいとなっております。この辺はゲーム紹介漫画としてはキャラ付けの勝利と言えるのではないでしょうか。語るべき所を語らせてくれるキャラ、ってホントいいものです。
      • ミカさんのプレイ場面の他にも、ケンジ君達の話もうまく処理されており、実際人間性を捧げるゲームの要所がしっかり分かってよかったと思います。前回の『ゲマママ』はネタ所重点なので、プレイを見ているというよりはネタを見ている感じだったから、それより序盤の流れがしっかり分かった今回の『ネトぴ』は侵入口としては高いレベルにあった、のかも。
ひょっとして一番のマゾゲーって…
  • この漫画世界のネトゲってホントマゾ仕様だよな…。と気付いてしまうケンジ君達なのでした。
    • でも、最近そのネトゲしてない場面が多いですよね? というのに気付いてしまいましたが、それは気付いたら負けですか?

「ふーふ」

  • 今回はふーふは通常営業。賀来さんが風莉花といちゃついたり、岡田さんとりんさんが仲良いのか微妙なのか分からない会話を繰り広げたり。
    • 夫婦組は安定のいちゃつきっぷり。前まではこれが破綻したら、というのを考えてみたりしてましたが、今の所この漫画が終了の運びになる転換期は見えないのでこのままいちゃいちゃするのもまた、しばらく続くんだなと理解してからは安心して見れるようになりました。安心すると、ゲームを介していちゃいちゃするのが愛おしく見えるように。ああ、この漫画こんなにカワイイだったのか…。
    • 岡田さんは地雷原多すぎる…。コスプレに対する辺りは本当に謎地雷原過ぎます。その辺、語られる日が来るのかしら。とも思いましたが、たぶん謎地雷原のままだろうなあ、とも。こうしてみると岡田さんって結構謎な部分があるような。まあ、人並みには、ですが。
    • 最近の『ふーふ』のトピックはりんさんと賀来さんが絡む事が多くなった、という点でしょう。この二人の関係性の微妙な距離感描写は見事な物で、好きでも嫌いでもないを見事に表現していてカワイイヤッター!←解説放棄
結城先輩に課金する事なんかできないし…
  • 前々回の結城の無理解発言で惚れ心を失ったのか、と思われたりんさんでしたが、二次元ならいいのにと言う程度にはまだまだ結城に気があるのでありました。いや、二次元ならって段で何か間違ってますから! 課金とかそんなの絶対おかしいよ!
    • とはいえ、こっちはお前に惚れてんだぞ! と言うのをなんとかほんのりで済まそう、というのはまだまだ覚悟が足りないと言えましょう。そんなみみっちい作戦じゃ通じないぞ、結城には。そんなわけがないと思ってるの立ち位置で全部素通りするのを待ってる位駄目なんだから。
なんか悔しくなるから
  • そう言えば、最初は出てくる必要あったの? と思っていた風見乃がりんさんと結城の関係に絡んでくるようになって存在感が際だってきた、というのもトピックです。最近のこの二人が意外に共に響きあう物語しているのは正直驚いていたり。
    • だって、風見乃って最初本当に取って付けたような存在だったじゃないですか。結城に気がある、というのが話に全く関係なかったし。てのに、今では結城とりんさんの話には不可欠な存在になってまあ…。

「ちいさいお姉さん」

  • また大きいお兄さんしてる、と見てたら突然塩野さんが春めいてきてハル!?ハルナンデ!?と思ってしまいました。塩野さん!あんたと俺は!仲間じゃなかったんでぐあっ!
    • しかし、ユカノリコンビは相変わらずビッチめいているのが作品にとって逆にいいアクセントとなっているわけですが、微妙にあぶれ者だった二人が塩野さんに、という流れをきっちり作ってきたのは評価出来るかと思われます。前回の塩野さんはマジいい人でしたし。でも育てよう欲があるのは鬱陶しいというか、ゆえにビッチ呼ばわりされるんだろうなあ、とも。だって塩野さんはあのままでも優良物件ですよ! いないとこで良い匂いだなー、とか言ってますけどね!
昔の姉さんは今思えば完全にゲーム感覚で自分を育ててましたから
  • 済んで、しかも実になっているので問題はない話となっていますが、これ結構危ない橋だったのでは…。と思わせるあーちゃんさんのコウ君育成計画。子供は実際コワイ!と思わせてくれるエピソードです。虐待一歩手前ですよね…。
    • とはいえ、それを黙々とこなしてしっかりした人間として成長したコウ君というがいるからこそ、虐待とは言えないか、とも思わせてくれます。わりとギリギリですが。育成相手がコウ君で良かったよ、ホント。俺だったら…。←色々思うところがあるらしい

「toy soldires」

  • 草子さんも? と思わせぶりな展開をしつつ、初バトルの方も佳境に差し掛かり。透弥の天然で強い所などをしっかりみせつつ。
    • この漫画は基本的に丁寧に処理していこうという腹積もりがあるんだろうなあ、と思わせるじっくりペースで連載進んでますが、それなら毎度毎度出ないと丁寧に処理してる部分を忘れられそうだよなあ、とも思ってしまいます。とりあえず月一ペースはきっちり守らないと、俺は本当に内容忘れそうです。
    • この人、話にどう貢献するの? という変な視点で見ていた草子さんサイドは、草子さんがソルジャーを使う資格を持っているという提示がされて次回に持ち越し。でも、これで草子さんは透弥と接点が出来て、変にストーカーする話にならなくなりそうで、ほっとはしました。あのままでは、本当になんで居るの? になる所だしね…。
      • 草子さんの一々面倒なリアクションは、でもそういうの知らないから仕方ないよね、と思うべきでしょう。この子面倒! というのをじっくり描いた意図がやや不明ですが、狙いとしている、愉快要素として必要としているんだろうなあ。ソルジャー関連、知らない人から見たらそりゃあね。
それをやってのけるのが透弥です
  • いますよね、天然で異様に強いタイプ。天才タイプめっ!
    • よく見てよく学ぶ、はどんな事にも使える万能リソースなので、透弥君は人生において相当のカチグミ・クラスになる要素を持つ人物であり、それに目を付けた草子さんは慧眼であったと言えましょう。天性タイプめっ!

「子供模様」

  • 漫画家になりたいと言いだし、「何言ってんだ!ふざけるな!」とかつい口に出してしまうレベルの絵を見せ付けるアオイに対して、皆ちょっと困る回。天然で異様に下手な絵を描くのって、難しいんだなあ、とか変な事を思ったり。
    • ここでも人間性を捧げるゲームが、と思ったら『キャサリン』だった件について。いますよね、延々一つのゲームに打ち込む人って。その姿勢、嫌いじゃないぜ。友と話かみ合ってないの大丈夫なのかとか思うけど。
    • 最後のオチが微妙に宣伝乙。そういや、前回から入選作載ってましたな。
ノーコメントで
  • 変にぼかさないだけ男らしいとも言えるおにぎりでありました。

「赤箱。」

  • 死んだ? 死んだナンデ!? そしてFIGHTERのソーマト・リコールを見て、その過去を知る事に。
    • 死んだ、というのは衝撃的ですが、元よりレベル1でここまで生きてる方が不自然なので、いっぺん死んでみる? してワンクッションいれるのはむしろ妥当ではないでしょうか。灰まで行くと流石にワンクッションにしては重いですが。
    • ソーマト・リコールでの話は食い詰めの三男坊が、と言う良くある冒険者の出始めだよなあ、という印象を持ちました。でも流石に母がゴブリン相手に無双するのは良くある話じゃ無いです。というかキタハマを名乗る人のおかんはなんで異常に強いんだろう…。コンプレックスかなにかなのかしら。
この少し余った灰はなんだろう…
  • ちょっと待てプリー! まあいいか、じゃねー!?
    • VIT減少…? レベルで済むのかしら、残灰って。というか灰が残る、というのが斬新過ぎて寡聞にして例を知らないから、そんな簡単な事では済まないような。それこそ人間性とかそういうのが減少しそうな…。

「ゲマママ」

  • 今回も人間性を捧げるゲーム。『武装神姫』もある意味人間性捧げてるから、同じパートですよね?←え?
    • まさかの二回連続人間性ゲーとは。今回は序盤から少し進んだ辺りでネタに出来そうなとこをネタにしてきたようであります。でもう●こはないだろう●こは。ドロップアイテムがそうだからって。いやまてどういうドロップアイテムだそれ!?←二度見
    • 武装神姫』とか『ガンガン』とか、3D乱戦ゲーって増えてきたな、とか思ってみたり。連ジとバーチャロンは遠くなりにけり。まあ、その延長線上だから実際は近くにありて思うものですが。でも、女の子がバトるゲームへと進化していくとは誰が思っただろうか…。
延々と見せられて慣れちゃった…
  • 沙由のレイプ目! そういうのもあるのか。
    • というか、強化に必要なアイテム落とす敵がグロイ、って人間性ゲーはどこまでマゾ仕様なんですか。え? 全体的にグロイ? またまたご冗談を。

「我が姫君に捧ぐ」

  • 女梅田、ピンチ! 進級的な意味で。女梅田、ピンチ! ヒロイン的な意味で。
    • 進級にも窮する女梅田でしたが、教官=ヒーラーさんの手ほどきによってなんとかピンチは凌げました。ヒーラーさんマジ万能。そりゃあっちこっちで上手く使われるわ。
      • アリスさんと友人(強調)なヒーラーさん的にマダオ(まるで駄目な魔王)の部下となるのはどうなんだろう、と思っていたらやっぱりハラニイチモツオアリノゴヨウス。それでも従ってる、というのはやはりマダオの考えてる事がいい方向に進むものだ、という事の証左なのでしょうか。なんかマダオの考える事だから上手く行きそうにないよな、とか思ってしまうけど。
    • もう今のこの漫画のヒロインは太刀川さんだよね…。主人の為にゲーム断ちとか、照れてお前の為じゃないんだからね! とか。でも魔剣で外見30代で男なんだよね…。それにヒロイン力で負ける佐助…。
あ…でもそれなら五郎君は私の後輩になるのね〜
  • 久しぶりにタマさんが外道な雰囲気を出しておられます。この漫画の女性陣は大体なにかおかしいですが、筆頭はやっぱりタマさんですよね…。その支配欲は恋愛感情から生まれるものじゃないって言ってやりたいですよね。まあタマさんなので、ちゃんとその辺理解してそうですが、理解してあれ、ってなあ…。

「モンスターバスター教師G」

  • 先生が増えたよ応用編。教師の人選に著しいミスがあるような。全くモンスターと関わった事のない一般人の教師はまあいいけど、その選択肢があるならなんで外道を教師にした。普通に普通の教師増やせよ…。
    • でも、外道はキャラとしては動かしやすそうで、実際動いてるので、まあいいんじゃないかな。とか上から目線。品行方正だけが人間じゃないやね。外道は外道過ぎるけど…。

「正義の味方育成中」

  • リーダー対決! と言い出したけど勝利特典が突如意味を成さなくなっていてワロタ。この漫画も地味に続いてますが、こうも方向性が揺れていくのは凄いというか。いいのか、その乱れ方。
    • 好きじゃなくなっちゃった、ってまあそりゃそうだ。エア、変だしついでに男だし。正体知って大絶望する絵が見られないのが残念だけど、でもまあ彼にはそれの方がショック少なくて良かったよね…。
素材はメアちゃんです
  • ぬいぐるみー!

「けんけんぐるぐる。」

  • 誕生日のサプライズ! と思ったら対象の子供がいなくなるアクシデント。そしてどうなる、で、次回! いやいやかなりまずいだろ警察沙汰だろ。
    • いい大人なのに心の痛みに耐えてるおっくんうぜえな…。←いくらなんでも酷い

入選作

  • 北欧神話というと中二病患者には堪らない素材ですが、それをメインにしつつもあまり突っ込まないでバタバタしたものにしているのは好感。北欧神話版『聖☆おにいさん』と言ってしまうと流石に言いすぎですが、なんか時代を感じるといえば感じます。後、片目カクレのヘルたんマジカワイイヤッター!

電撃4コマ感想