鈴城芹『くすりのマジョラム』約3段落感想 第三十六話

  1. 無駄を排そうという建前、楽しようとという本音が絡み合って、大体ノー改行の3段落で書いてみる。
  2. 書く時の気分次第で量が乱高下するが、それは仕様です
  3. 中身、キャラ、気になった台詞、の三本でお送りいたします。
  4. それでは行ってみましょう。

第三十六話

  1. ラムさんとお守りを捜した次の日から、錠君がなにやらお悩みの様子。それを心配した市兄がラムさんに相談を…。その悩みというのも妙に生っぽいというか、男の子なら一度は通る道ではありますが、錠君は紳士なのでその事で大変悩んでたのがなんかいいなあ、と。良い子だなあ、と。そしてオチの、ですよねー!でしたよねー!感と、それを心の内で留めて置こうと考えるラムさんが混ざってイイハナシダッタノニナーという印象を持つ回となりました。
  2. 今回は錠君が良い子過ぎるんじゃね? という話も出つつ、市兄が本当に良い先生だなー、というのが強調された感のある回ではなかったかと思います。生徒の事を真摯に考え過ぎてちょっと熱血過ぎる感はありますが、生徒からは十分慕われてるので問題ないのでしょう。しかし、それ以上に今回は以前の記憶消去話が読者である自分の頭にインサートされて、普通に話し合ってるのももうフラグとか無いんだよなあ…。という視点で見てしまいました。やっぱりあれは切ない話ですよね…。市兄…。
    • 今回のラムさん帽はバンダナタイプ。帽子? と思えてしまいますけど、まあ帽子だよ、帽子!
    • 後、この頃の寝室場面では色々とユキさんのぬいぐるみコレクションがあったりしたのにこの回でやっと気付きました。今回は『こずみっしょん』に『ご注文はうさぎですか?』、それに『アキタランド・ゴシック』が元ネタのぬいぐるみが。いやでも、それどういう趣味なんですか。変ぬいぐるみ過ぎないか? 特に『アキタランド・ゴシック』は前回の芋虫アキタちゃんだし…。
  3. 今回の言葉「彼のそういう純真で紳士的な所 わたしは好きだぞ」。この時のラムさんの笑顔が非常に印象的で、市兄との関係も無い方向に向いている今、マジで錠君をどうにかしちゃわないだろうな、ラムさん…。とか邪推してしまいます。ラムさん大人だからそういう事は絶対にノウ!なのは分かってるんですが、分かってるんですが!それでもエロ大人だからついつい考えちゃうんですYO!←きたないなさすが大人汚い

『くすりのマジョラム』約3段落感想