不定期な今日の『ゲーミングお嬢様』のワンワードから 第二十五回

投げキャラ相手の起き上がりにしっかり重ねもせず

ゲーミングお嬢様 - ジャンプルーキー!

この項の説明ッ!!

 8話目の配信は、ここか? と7話を何度もクリックする日々をお過ごしの皆様、いかがお過ごしでしょうか。重複表現するくらいに、8話を待ちに待ちぼうけしている我々の気持ちよ、届け、大@nani先生の心に……っ!
 などとよく分からないことを発言してしまうくらには、8話が待ち遠しい。そんな中でまた、このネタ文章を綴っていきたいかと思います。やってやるぜ!

第二十五回「起き上がり」

 起き上がりとは、起き上がろうとする状態です。またしてもピコグラムも意味のない、ピイな解答ですが、それはさておき、格ゲーにおいて起き上がりとは、ダウン状態から復帰することを指しますが、それは大変重要なタイミングなのです。
 というのも、通常の動きの中では相手がどう動くか、というのは限定されません。野放図に動きます。前に来たり、後ろに行ったり、ジャンプしたり、攻撃を出したり。何もしてないという状況はほぼありません。世の中は常に動いているんです。と一条さん顔をするくらい、動いているのです。
 だがしかし! まるで全然! 起き上がり状態の動きは限定的なんだよねえ!
 起き上がりというのは、相手にダウンさせられて、立ち状態に戻る。この時、その動きは一定になります。これはどの格ゲーでも同じです。要素として、ダウン自体を回避したり、ダウンしても移動して起き上がったり、攻撃を出しながら起き上がったりありますが、それでも起き上がる段階というのは動きは大体一定します。
 これがどういうことか、と言いますと、そのタイミングが一定なので、ジャンプ攻撃や立ち攻撃などの攻撃のタイミングをあわやすいのです。地面にいる時に攻撃を起き上がりに合わせるのが重ねといい、今回の抜き出した言葉も、そういう意味合いで重ねもせず、と言っております。
 では、何故ここでちゃんと重ねていないのか、という理路について説明したいと思います。まあ、大上段でいきましたが、それほど難しい話ではありません。タイミングが合わせやすい、といって完全に問題なく重ねるのは結構難しいのです。通常なら、間合い内なら当然当たる、がーどされるにしろ、食らわせるにしろ、するのですが、起き上がりは、タイミングを間違えば、攻撃は当たらない場合、つまりスカがあるのです。しかも、これが数フレーム単位の世界なので、100%完全に狙った状態に重ねられる、というのが難しい。
 その辺をどうするか、というと重ねのレシピとかもあるんですが、やはり慣れと度胸。レシピはその動きをしてしまうから、知っている相手に通じない点も合わせて、きっちり重ねるのは目分量なのです。なので、感覚がずれているとミスしてしまう。それ以外にも、上記台詞の場合、相手が投げキャラだったので、重ねにミスれば投げられ、相手のターンになってしまう。そういう部分で精神的に上手く重ねられない、という場合もあります。上記台詞はその点を責めているのですが、それはさておき。
 起き上がりに対してジャンプ攻撃を重ねていくパターンもあります。これが所謂詐欺跳びというやつになります。何が詐欺なのか、というと、相手が無敵対空を出しても着地ガード出来るが、出していなければジャンプ攻撃を重ねられるのです。まさに詐欺。なぜこのようなことが可能なのか、というのはマジで長くなるのでスルーとさせていただきますが、そういう攻めのセットプレイがある、というのを覚えておいていただければ問題ないと思います。
 さておき。
 かように、起き上がりというのは格ゲーでは攻めが有利な状態であり、ダウンされない、というのはそれだけで立ち回りに箔がつくものなのですし、そこの攻防を見られるようになれば、また格ゲーが面白くなる。そういう部分であるのが、起き上がり、というものなのです。
 よし、締めた!