『スプラトゥーン3』マップ探訪 さんぽの暇人 第二回

スプラトゥーン3 -Switch

この項について

 『スプラトゥーン3』のマップを、文章で説明していくような、いかないような、まあやってみんべの項がこのさんぽの暇人、となります。暇ではないですが暇なのです。
 今回のさんぽの暇人は、マンション団地にあるゴンズイ地区に行ってみようと思います。全体的に開放感がいい感じの『スプラトゥーン3』でも、中々に凝った広さを感じさせるマップです。
 御託はいい。始めよう。ということで、それではいってみましょう。

第二回 ゴンズイ地区

屋上にて

 ゴンズイ地区のバトルマップは、マンション団地の谷間、エアポケットなところにあります。全周マンションや工事現場に囲まれた、狭隘地です。
 塗る地面は低いマンションの屋上や、家屋の屋根なども絡まった、どう言う理屈でそこにあるのか謎。そんなところでもあります。すぐ消えるインクだとしても、ちょっとなんかこう、ないか? ですが、ヒラメヶ丘団地と言う言葉が、我々の切り札。気にしてはいけません。
 でも、瓦屋根の家のひょこっと出た階層、使い道なくない? 屋根裏にしては丈もある気もするし……。
 さておき。
 マンションはかなり階層があります。家屋が2から3階建てだとすれば、9から10階建てくらいの高さがある模様です。これが乱立しているので、かなり人口密度が高い地区なのが分かりますが、その割にこういう狭隘地が残されていてかなり謎です。
 で、どの階層にもどの方向のマンションにも洗濯物を干しているとこがあるので、この穴のような場所以外では日当たりが悪いのかもしれない。だから、あえて残している、という妄想が捗ります。
 工事現場もよく目につく位置にあります。マップの左右は、ほぼ何かの工事現場である。マップ内にも工事資材や電線などがあり、余計に工事している印象を与えてきます。
 横が全周建物と工事現場なので窮屈な雰囲ですが、天はかぱっと空いています。一応、モノレールの路線が2本通り、交差していますが、これがかなりの高さにあり、自然と上の開け具合を感じさせる形になっています。
 このモノレール、マンションの合間を抜けているので場所によってはモノレールと部屋との目線が合いそうだったり。ここの発展が急で、気がついたらこの形になってしまった、とかでしょうか。大阪にあるビルの中に突っ込む自動車道のルートみたいですね。急速な発展の歪みを感じたりもします。

戦場について

 マップの話。まず、自陣は山の字。そんなに広くないので、とっとと前に行くと選択が来ます。
 これは左に行くか、右に行くか。あるいは、真ん中を行くか、です。都合、左右は上の道、真ん中は下の道へと行くことになります。上下道入口段階ではどちらかは自由に選択できますが、その後は下の道から上の道には行けないのでご注意を。出口になってやっとこ登れるレベルで、全く上る余地がありません。
 上ルートは、上空にモノレールしかないのと、基本マップの中央を進む為、更なる開放感があります。逆に言うと遮蔽がありません。入口及び出口付近の電灯、あるいは中央点の置き石を盾にする以外になく、長射程がノビノビ射程を押し付けられます。
 そもそも、上のルートは道が狭いので、歩いて回避も難しい。そして、上への裏回りは下を制覇した後でないと不可能。なので上に長射程が居座ると中々追い落とすのが難しいマップと言えます。
 では下は、というと、上とは逆に天を道が塞ぎ、また遮蔽も沢山あるところとなっています。上から撃たれるにしても、案外遮蔽を活かせば上手く回避出来たりも。本当に遮蔽が沢山ある為、前、または上の射撃を警戒して戦う、という結構サバゲ感が味わえる場所でもあります。
 先述ですが、下のルートを通ると上に上がる手段がほぼありません。ショクワンダーで強引に登るくらいです。なので、上に対して取れるアクションが少なく、一番は突っ切る、になってしまいがち。そうなると、上ルートで相手が攻める、その下をこちらが攻める。という入れ違いも発生します。そこは注意したいですが、注意してもどうにもならないのも、スプラあるあるです。

そういうマップだって言いてえ

 ということで、バトルマップの6割を占める部分、開放的な射程ゲーな上ルートと、閉鎖的なサバゲーの下ルート。これがゴンズイ地区の主戦場なのです。塗る範囲は下が圧倒的に多いですが、相手を抑えるなら上。その辺の棲み分けもきっちり出来ていますし、上下で印象が結構違うのも面白いところです。
 そんな主戦場の片隅には、何故かドリンクの自販機があります。ますますこの屋上にこういうの設置したのは誰だあ! ってなるところです。屋上に自販機置くメリットあるんか? バトル後に飲む奴とかいるのか? 
 謎は尽きません。

まとめ

 マンション団地にぽつんとある場所で、狭いような広いような感じ方をするマップです。中央の上ルートと下ルートで印象が全然違うレイアウトになっており、特に下はサバゲー感覚が強く感じられる地帯となっています。上と下でお互いを見失わないよう気を付けて。
 それが標語になるのが、ゴンズイ地区なのです。

今回はここまで

 この項の存在意義とか考えますが、自分がマップを見て感じたこととか攻略みたいなのとかが書けて楽しいので、それならそれでいいか、という状況です。スプラする時間を削ってすることか! と言われたら大人だから、やるんだろお! ってアデット先生(『オーバーマン キングゲイナー』)声が出ますが。漫画感想とか停滞してまでする価値、当然ありますよ。と勝手なことを言いつつ、〆とさせていただきます。