まんがタイムきららキャラット三作感想(2022年12月号)

まんがタイムきららキャラット 2022年12月号 [雑誌]

この項について

 最近のキャラットっていいですよね。後半ゲスト攻勢に出てくる以外は。
 ということで、まんがタイムきららキャラットの中から三作取り出して感想を書いていく項となります。ゲストはよっぽどのことがないと言及しない形です。ぶっちゃけいまんとこ有望株が少ないですしね……。
 さておき、それではいってみましょう。

あfろ『mono』

 富士山一周ルポ漫画! そういうのもあるのか。ということで白羽の矢が立った春乃さんが、富士山周遊、するぞー! となったらあいにくの微妙天候! 雲があって富士山見れねえぜ! ということでイマジナリー富士山を意識しながら周遊ポイントをめぐるという、完全なる企画倒れ回となりました。地味に全部で三回あるので、富士山みれねえぜ! を最後まで貫き通すことになる模様です。大丈夫なのか。
 それにしても、実際にタイアップな展開として持ちこまれたネタだろうに、ガチで曇りに遮られてしまったのか……。というのでもののあわれを感じます。とはいえ、そこはそれをネタにしよう、という手つきでやってくるので、あfろ先生はやはり物が違う……。むしろこの方が面白いまである……。絶対怪我の功名だけど……。

山本アヒル『うさパン焼いて悪いかよ!』

 八房さん、実質デートする。あれだけやってデートって意識してねえクマのやつは、なんか変なとこ壊れてたりしないだろうな? 朴念仁は下手するとヘイトを買うぞ~? そういう圧をクマにかけたくなるくらい、八房さんが色々可愛かった回でした。可愛いパンケーキを愛でに、ってだけなのに本当に可愛いですな……。それもベタに地元ではないとこを選んで、というのでもう。そういうの気にする子超好きなんすよ。だからこそクマのデート意識してないとこにじぇらぁ((c)ロコちゃんさん)ってなりました。てめえ、今とても大事な時間なんだからな?! 大事にしろよ!?

浜弓場双『おちこぼれフルーツタルト』

 この漫画は本当にアイドル物としてきちんと推せるんだけど、変態ものとしてもきちんと推せるので色んな意味でギリギリな作品だよなあ、と思ったりします。しかし、本当に、何度も繰り返しますが本当にアイドル物としてきっちり推せる漫画なのです。それが、この回でのモノクロティラミスのライブにかける意気込みと、ユニットとして調和していく様で見せられます。やっぱり、青春アイドルってこうじゃなきゃね! というやつでした。お美事! お美事にございまする!
 最後イノさんがおむつ出してすべて台無しにしてましたが。だから変態ものとしても推せるんだよなあ……。