この項について
シャドウバースがそろそろ転換点に到達しそうな昨今、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は全く対戦はする気がないという状況ながら、デッキは作りたいという謎の機運があり、最近はあれやこれやとデッキを作って遊んでおります。
今回は、最近とみに遊んでいるアンリミテッドのデッキ、デッキ名<ひたすら共鳴ネメシス Ver3.1>のレシピを載せておいて、またいつか振り返って楽しむように記載しておく、という趣旨で書いていきます。完全に自分用の自己満足なのだ!
という感じで、今回はやっていこうかと思います。
まずは全景、そしてコンセプト
デッキ全体はこのような感じになっているわ。まあ見えにくいし見切れてるしですが、それはさておき、デッキのコンセプトは共鳴をガンガン行って丁度見切れている〈マグナ・ゼロ〉の大ダメージで勝負を決める、というものです
。一応20点ぶっ放すのすら視野に入れていますが、〈マグナ・ゼロ〉の着地する7ターン目までに10回以上の共鳴インをして、且つ相手リーダーのHPを10点に削るのが大体の目的になります。
この辺は以前作っていた<ひたすら共鳴ネメシス>の発展型なので、基本変わってはいないです。
たまに作るならこんなデッキで その1(シャドウバースデッキ作り遊び) - オタわむれ 日々是戯言也blog
上記リンクでそれが確認できますので、お暇があれば。というか俺どういうの書いたかな。後で僕も読もう。
あくまで自分の楽しみの為過ぎることしているのはさておき。
コンセプトがコンセプトなので、ひたすら共鳴数を稼ぐ、つまりデッキからカードを引いたり、デッキにカードを埋めたり、を繰り返します。その余波で相手を削るムーブも完備していたりも。CPU戦ならそれで20点まで削り切れる時もあります。
ということで、このデッキの入れているカードを確認しながら、細かい話をしていきましょう。
地味に重要な一枚引き&一枚埋めの軍団
まずは、このデッキの地味な要、一枚引き&一枚埋めのカードを紹介しましょう。
まずは〈製造術〉と〈機構の解析〉。どちらもアーティファクトカードを一枚デッキに埋め、ターン終了時に一枚引く、というオーソドックスな共鳴操作に使えるカードです。
後述の一枚手札を捨てさせるカードの様に、手札を妙に圧迫してくることが無いのはいい点です。ですが手札を引くのがターン終了時なので、そこが難がある場合があります。
とはいえ、1コストなので手軽に共鳴操作に使えるのは十二分に価値があります。なので三積みです。
次が〈神秘の指輪〉と〈バレットテイカー〉。手札を一枚捨てて、その捨てたカードをデッキに加え、デッキから一枚引く、というので、素早く共鳴操作を行えるのが利点。とはいえドローがあるにしても一度手札のカードを捨てないといけない。この点が面倒だったりします。手札の状況を考えて使わないといけないカード、と言えますか。
ターン中に共鳴をオンオフできる、というのは大変な価値があるのですが、それはその価値が響くやつの時にもう少し詳しくしましょう。
〈カオスオーラ〉は、普通に使うなら〈混沌の闇・シン〉を出す為のカードですが、このカードを三枚埋めて一枚引く、というので素早い共鳴操作が可能になっている一枚です。
上記のカードの手札を捨てる効果が無い版、と考えると、もりもり積みたいのはやまやま。でも埋めと引き効果はこれを使った枚数が多いとなくなってしまう点と、三枚デッキにこれを埋める関係で入れまくるとこのカードばかり来る、という亜空の展開になってしまう点でもりもり入れるのはためらわれます。なのでピン差しとしております。
更に地味な下支え部類
1コスト帯には埋めと引きがあるのが中心でしたが、2コスト3コストとなるとそことはちょっと違う狙いも入れていく形になります。
〈エナジーサプライヤー〉はカードを一枚埋める効果がありますが、毎ターン埋められる点が重要です。
長生きしていればそれだけ多く埋められる訳で、共鳴への影響が高くなります。
なので地味に回復効果もあるので、上手く長生きさせたい、というカードになります。スタッツもベタなので殴って最低限の働きも出来ますから、それなりに使いやすいカードでもあります。3積みですね。
〈次元の観測者・ティル〉は共鳴状態なら一枚引ける、という微妙そうな能力ですが、進化時に2コスト以下ネメシスフォロワーを一枚デッキから出し、またターン終了時に共鳴状態なら1コスト以下ネメシスフォロアーを出すことが出来ます。
つまり、共鳴状態の時に出して進化、で一枚ずつ三枚のカードをデッキから出せるのです。進化すれば共鳴一回はオンできる、というので結構有用なフォロワーになっています。
真価が進化した時なのもあり、枚数は2枚で止めています。
〈ゲートリベレーター・ラズリ〉は疾走のあるアーティファクトを埋めつつ、1コストスペルを引く、ということが出来ます。埋めるのは二枚ですが、コスト1で出せる疾走フォロワーがデッキに埋まるのはありがたいです。
1コストのスペルを引くのも、このデッキなら1コストスペルは共鳴オンオフに関与するカードしかないので、十分に有用。デッキ枚数を操作しつつ、なので<ひたすら共鳴ネメシス Ver.3.1>では優秀なカードになります。3積み余裕でした。
偶に有用だけど埋め草
それなりに有用ながら、基本的には手札から捨ててデッキに戻すことが多いカード、というのもあります。こういうのがあると、ここはこれを戻しておこう、というのがしやすいので入れています。
〈調整失敗〉は3ターンの間一枚引くことができるカードです。通常の引きも当然あるので、つまり2ターンは共鳴が一回オンオフする、という形になります。なので場面によってはかなり光るカードです。
ですがコスト3でこれ、なのでよほどカードが無い場合以外はその使い方をしないません。結構状況をみないと難しいところがあるのです。なので、デッキに戻す形をする場合はとりあえず返すのが基本と言えます。なので一枚採用。
〈モノリスホール〉は2コスト以下のネメシスフォロワーを2種、そして一枚ずつデッキから場に出し、突進を付与するものです。この一枚ずつがポイントで、つまり一回の共鳴オンオフが可能であります。
とはいえ、これも隠し味として入れているところが多いです。場にある時に効果のあるカードが多いこのデッキでも、無茶苦茶使える、ということはないので、これも状況を見つつ手札に戻る形の時に選択する、という感じです。これも一枚採用。
〈オートマティックメイデン〉は手札から出た時とやられた時に一枚引く効果を持つカードですが、基本的には共鳴10回以上でターン終了時に場に出るという直接召喚を狙うカードです。5コスト守護がノーコストで場に出せる点は扱いやすい。
また10回は〈マグナ・ゼロ〉の全体10点ができる回数なので、それがこの直接召喚で分かる、という目安という部分もあります。
これも素引きするといまいち美味しくないので、戻す効果を使う最右翼となっています。最悪普通に出してもそれなりには活躍するので、とりあえず3枚積んでいます。
君はどう10点まで削るか
基本的に〈マグナ・ゼロ〉の10点ダメージで勝負を決するデッキなので、詰まる所如何に20点中の10点を削るか、というのはこのデッキの基本命題になります。
そこを担うのが、次のカード群。
まず〈解放の少女・ローザ〉と〈勇気の少年・カシム〉。実際のところローザは単体ではダメージは取れないですが、進化時に場に〈勇気の少年・カシム〉がいないなら一体出す、というのが肝です。
では〈勇気の少年・カシム〉は如何に、となりますが、これは共鳴になった時に相手全体に1点を出す効果持ちです。
つまり、ローザを出す>進化させてカシムを出す>手札のカシムを出す、という風にすれば、簡単に全体二点が跳んだりするわけです。
そしてどちらも手札を消滅させてそのカードを手札に埋めなおし、ターン終了時に1ドロー。なので前述のムーブで総合で全体4点出すのも夢ではない、という強みがあります。前に一枚制限になった時はオロロンでしたが、制限解除になったのでどちらも3積みです。
これで盤面整理しつつ削るムーブをして、じりじり削るのがまず一つ。
もう一つが、〈次元の超克者・ユアン〉。共鳴回数10回以上で相手リーダーに4点を毎ターン与えることが可能です。ついでに相手フォロワーにも4点なので、場をとりつつ顔も削る、という動きが可能となります。
これも一枚消滅させてデッキに戻す、なので共鳴数稼ぎも可能となっています。共鳴数さえ稼げばかなり優秀なので3枚採用ですね。
これらでじりじり削って、10点でトドメ、というのが理想の動きになります。
トドメともう一つのプラン
このデッキの締めは、散々言ってますが〈マグナ・ゼロ〉です。
全体10点を打ち立てることが出来れば、そのまま勝負を決めることも可能と、ひたすら共鳴ネメシスのフィニッシャーとしてふさわしい実力があります。
このデッキだと、20点全体を出すのも無理ではないですが、素直に7ターン目と8ターン目に二回〈マグナ・ゼロ〉出せばいいのよ! と脳筋な発言もしたくなります。引くことが多いデッキの性質上、<マグナ・ゼロ>が手元に二枚、というのは実際ありうるので、そういう強引ムーブをCPUに叩きつけたりします。当然3積み。
ですが、それ一本以外で勝ち筋が欲しい、という心持も、ずっとこのデッキを使っていると思ってしまうので、それ用のカードも入れています。
それが〈マル・ドッキオ〉。共鳴する度にスタッツが伸びていく、分かりやすい脳筋フォロワーです。
このデッキでは共鳴をもりもりする関係上、上手く設置してから共鳴をしまくれば、あっという間に10点以上をかっ飛ばすフォロワーに育ちます。10点以上出せるなら、相手全体に2点とそれなりの除去能力を発揮します。
なので他のフォロワーで削っておいてこれで更地にしつつ、相手の顔を狙う、というムーブも可能です。とりあえず1ターン乗り切れたら、大体大火力になるので、アクセントとしては大変美味しいものがあります。その分、プレイングが難しいですし、単発除去であっさりやられますが。そこがいいんだ……。
でも、メインで考えると難しすぎるので2枚採用です。
課題とまとめ
デッキの狙いとしては〈マグナ・ゼロ〉10点着地なので、それまでどうやって削っていくか、が肝になりますが、相手を除去する効果などが乏しいので、回復とかされる相手だと結構面倒になったりもします。
後、硬い守護とか用に確定除去も欲しいですが、この辺は難しいとこです。いい除去ねえかな。なくてもCPU殴り倒せるけど。
課題はさておき。
とりあえず〈マグナ・ゼロ〉が一番強く使えるデッキとして考えて作って手を入れてきたデッキですが、この形はだいぶ楽しいものになってきました。上掲リンクのVer1の構成もあれはあれでよかったかも。というのもありますが、これはこれで! という事にしておきたいと思います。
という事で今回はここまで。