ネタバレ?感想 奥たまむし 『どれが恋かがわからない』4巻

どれが恋かがわからない 4 (MFC キューンシリーズ)
どれが恋かがわからない 4 (MFC キューンシリーズ)

 大体の内容「強そうに見えてヘタレ。最高じゃないですか!」。3巻末でマリア先生と一線を、超える! みたいな状況になったところでインターセプト。と思ったらお家にお持ち帰り!? ということでマジ一線を超えている気がするのが、『どれが恋かがわからない』4巻の序盤なのです。
 とはいえ、一線を超えるとこの漫画終わってしまう気がするところなので、ちゃんと一線は超えません。というか、マリア先生酒弱いんだ……。解釈一致する……。そして朝チュン展開で焦る辺りも解釈が一致する……。そこを無理に超えるのは流石に、という大人の対応してて、そうですよね! ってなりました。でも、メイさんの部屋で一緒に寝たのはある意味では一線超えている気もします。添い寝ってレベル高くないですか? 結構普通にはできませんよ?
 というのはさておき。
 メイさんと5人の女の関係図が徐々に移り変わってきているのが、4巻の見所。皆一線を超えるかどうか、というのでアルテミスの首飾り(『銀河英雄伝説』用語)しておる人が多く、攻め強そうなカオルさんやミナトさんが攻めきれないところで、カリンさんやリリさんが攻めを開始する、というのが中々味わい深いです。この辺りマジでアルテミスの首飾りを彷彿とさせる展開のダンスです。
 しかし、メイさんはカリンさんを本命に、とか言い出すわりには他の人にも気が移る、というラブコメ主人公らしいふわふわしをてます。ふわふわタイムくらいふわふわしています。ぶっちゃけ男の子主人公だったらみんなが原様になって刺しにくる可能性がある展開ですが、女の子なぶん許されている感があります。ありますが、私は少しあなたふわふわしすぎですよ、メイさん? とはなります。結構ギリギリなラインですよ!
 さておき。
 そういう風に、攻めたり攻めあぐねたりしている5人の女が、一堂に会する! という展開を5巻でやることになる下地が、4巻最後の話でされます。
 これはヤバイ! タヒ人が出る!
 実際のタヒ人はでないけど、精神的にタヒぬ人が出る!
 と今から戦々恐々です。今まで2人くらい同時にいる場面はありましたが、5人が一堂に! なので、恐らくこの漫画の最大のターニングポイントになると思われます。以後に多大な影響が出ますよこれは! 恐らく読んでて俺の胃がストレスでマッハなんだが……。になるの可能性高いですが、それはそれで面白そうというか、ある意味怪獣大決戦のアトモスフィア! なので、ハラハラしつつドキドキもしております。2人くらいがいがみ合うのとは次元が違いますからね、5人でその場で鞘当てというのは。マジでどう展開になるか全く読めない。マジでタヒ人でるのでは?
 とか錯乱しつつ、今回はここまで。ああ、今回あの人も出てきてたけど、今絡まるとあれなのでラスボス枠ですね! って感じでした。まず5人の絡みをどうさばくかだ!
 とかなんとか。