『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第6幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 ギャグマンガ日和が好きだ! でもどれくらい好きなんだろう? ということで日和を再収集しつつ、一日一話感想を書こう、ということでやり始めたんや。どこまでできるか分かりませんが、とりあえず1年以上かかるので、気楽にいきましょう。GB新刊も出ましたしね!
 ページ数とコマ数も確認してみています。何かわかるかもしれない。分からないかもしれない。でも、やるわよ。
 ということで、それではいってみましょう。

第6幕 寒サイン会

大体の内容

 牛山サキは売れないアイドル。そのサイン会には誰も来ない。本当に誰も来ない。一人たりとも来ない。そこで事務所の所長がテコ入れ策を持ってくるのだが……。

感想

 サイン会誰も来ない話を広げて広げて、これでアイドルは無理では? までやっておいて、テコ入れ策のブルルさんというどデカい飛び道具をぶん投げてくるのが堪りません。
 都合3つのシーンになる話ですが、牛山サキのサイン会に誰も来ないで発して、ブルルさんを投入し、更にやっぱり誰も来ないという一貫してサインできない、から最後のサインできた! という起伏の良さが好みです。もう完全に無理か、と思ったところにその手が! しかも最初のリフレイン! というので興奮が有頂天でした。オチが弱いとされがちな日和にあって綺麗にオチた回として、名作認定です。

史実ネタ

 なし

ページ数及びコマ数

  • ページ数:21ページ
    • 20ページ越え3回目。3シーン構成ですが、9ページ、5ページ、8ページくらいの分け方で、サイン会に誰も来ない、ブルルさんテコ入れ、やはり来ない、という振り分け方になっています。
    • ただサイン会に人が来ないのをやり続けるのではなく、ブルルさんをワンクッションにするという手管が、やはり優れています。あんな球をワンクッション!
  • 総コマ数:126コマ
    • 最少は1ページ目の4コマ。最多は8コマで2つのページに。ながら平均は6コマ。5コマも何度かあったのでこうなります。
    • 牛山サキ90コマとマネージャー82 はわかりやすい登場コマ数。
    • 上手く牛山サキとマネージャーを出して、ブルルさんのインパクトをタイミングよく吸収してる感あります。ブルルさんは21コマ。全体の20%の登場でインパクト強すぎる! ちょっとしか出てないのに、この回の印象全部もっていったレベルですよ。

過去ログ

まとめ置き場