格ゲー世代交代、いつかはくるよ

 端的に言うと某生駒デビルの動画見たのですが、格ゲーに世代交代の波が来るのいつだろね、というのでそういうのいいよね、という話をつらつらとしていきます。
 世代交代は良し悪しではなく、いずれ必ず来るものではあります。歳を取らない人間はいないし、老いない人間もいません。もしかすると未来には老いない人間も出てくるかもですが、まあ私たちが生きている内にそうなるかは微妙な情勢でしょう さておき、格ゲーで世代交代、というのは当然来るけどいつ来るか、というのは気になります。
 格ゲーという対戦ツールが生まれて30有余年。共に生きた身には長く感じますが、対戦ツールとしてはまだまだひよっこ。そもそも単一の格ゲーだけで格ゲーシーンが作られた訳ではなかったり、他の対戦ツールより企業のツールに対する関与の度合いが違うので、今後この格ゲー業界が世代交代といえる辺りまで続くのか、とか考えたりします。
 個人的には老人になってもゲームはしていたいです。しかしそれが格ゲーか、といわれるとどうだろう、とはなります。私含めてそういう人が多くなって、それと共に格ゲーが潰えるのは忍びない。なんとかならぬか。
 話逸れましたが世代交代の時期の話。
 これはわりとスト6の次の覇権格ゲー辺りから顕著になるのでは、と思っています。ただスト6の次の覇権というのは相当ハードル高いので、わりと長く出ない可能性があるから、そうなった場合自動的に格ゲーおじは格ゲーじじになっている。という消極的な理由からの予想です。
 とはいえ、世代交代というのは見てみたいと思うのです。格ゲーの歴史がまだ30有余年なので、ダイレクトに世代が代わるという経験が全くない。だからそういう時代の変わり目、将棋の藤井聡太さんのようなドラスティックともいえる交代の瞬間というのは、是非とも見てみたい。個人的にはまだ遠い気はしますが、非才ゆえ来年のこともわからないので5年も経ったりしたら全く読めはしない。でも、次の覇権格ゲーは、やはりキーだと思います。次に大きく売れる格ゲーが出た時、世代はガラッと変わるのではないか。
 スト6がそういう交代劇の舞台になるか、というのは個人的にはないかと考えていて、なんのかんの経験値のある格ゲーおじがいきなり弱体化することは少なそうなのが理由です。ここに交代の兆しはあっても決定的にはならなそうだなと。
 だから、次にシステム、ゲームが変わった時、おじか変転についていけなくなった時こそが変化のタイミングになるのでは、と考えているのです。まだスト6はついていけてるから、スト6で変わりがあってもなんとかなりそうだな、と。
 しかし、次にスト6級に流行る格ゲー、出るのかしら。という疑念はあります。スト6がそれくらい傑出しているから、流石に後任が生まれる可能性があるのか、と。このまま格ゲーがフェードアウトもあるよなあ。
 自分は格ゲー好きなので体がついていく限りはついていくつもりですが、流石に今まで歩いてきた時間とあの世へ行くまでの時間が拮抗している辺りの年齢なので、どこまでできるか、というのが分からん。そもそもいきなりできなくなるかも。
 だから、そうならない内に格ゲーの世代交代は実感したいなあ、と思う訳です。世代交代は詰まるところそれが起きるくらいに格ゲーが人口に膾炙した未来ですから。そういう未来が見たいなあ。格ゲーを皆がもりもりしている未来! 輝かしいぞ! 格ゲーの栄えた未来は!! とアフターユリアン元年顔になろうものです。
 ということでダラダラ書きましたが、格ゲーが受け継がれるのを見たい、というのが結局のところです。好きなものが自分が関わらなくなっても続く、というのはなんか嬉しいのです。
 好きなものの未来が安泰。これ以上に求めることがあるでしょうか。いや、ない。
 だから、世代交代はおじには福音なのです。そのジャンルがまだ続くのが分かるから。なので世代交代、バッチこいや! と叫んで今回は終わりとします。