この項について
とうとう出てしまいました。書き忘れです。これは9月の6日現在でつけております。全く書いてないままコピペで終わらせてましたよ。いつかは来るとは思ってましたが、ここでくるとは……
さておき、増田こうすけ『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』の一話を感想していくコーナーです。日和が好きなら、こんなこともできるだろ! というのでやっております。大変楽しい。
ついでにページ数とコマ数も確認しています。これに深い意味はないのよ! 何か網羅したらデータ的に何かあるような気がするのよ! 悪い人じゃないのよ!
とにかくそれではいってみましょう。
第38幕 ツルのおんがえし
大体の内容
爺さんがメンタルやられてた頃に作った罠に引っかかってしまったツル。偶然助けられたような形になり、その恩返しにツルは爺さんのとこに人間の姿になって赴くのだが……。
感想
ツルのおんがえしの基礎部分である、罠にかかったとこを助けられる部分と機織り中は見ないでくださいの部分にアクセントを効かせたら効きすぎてギャグ漫画になったわ。という回。
どちらのエスプリも、爺さんが関わってきますが、ノイローゼ中に作った罠がなぜ獲物が罠にかかるのか不明なくらい奇抜なデザインだったり、覗くなと言われてるのに毎回逐一屋根裏まで行って先端の尖った棒で突かれるまで覗こうとするなど、爺さんのムーブがこの漫画の笑いどころとして鎮座ましましているので、むしろ爺さんが主役なのか? まであります。ギャグ漫画なのでツッコミが主役になりやすいですが、この回だと爺さんの圧が面白さを担っているのでツルの印象が薄い。そうではないのにW主人公なのか? とか錯乱します。
後、婆さんもいますがあんまり出てこない。爺さんの圧で割りを食ってる感じ。ピンポイントで先の尖った棒をツルに渡すなど、エッジの効いた行動してるので、もうちょい出てたらこの漫画もっと違うものになっていたのでは? とかまた錯乱します。錯乱しまくりなのは変な回だから……。
何ネタ?
史実というか昔話ですね。ツルが捕まったトラップが爺さん由来というので、結構ねじくれた展開を最後でしてくるせいで全然昔話感がないという。ある種の警句みたいなものですが、誰に対して警告しているのか。変態爺さんに気を付けよう! みたいな方向性か。
ページ数とコマ数
- ページ数:14ページ
- 一回爺さんのウザ覗きをみっちりやっているから、どうしてもページがかさんだ感じ。でも、その行程を1ページにまとめてもう一度、のとこがそのしつこさによって一気に笑いどころとして立ち上がるので必要な展開だったのだ、と錯乱してしまいます。もうちょい短くても、いや、あのしつこさはあの長さないと逆にもったいないのか?
- 総コマ数:91コマ
- 最少は1ページ目の4コマ。最多は4ページと10ページの8コマ。平均は6.5。6には近いものの、7にも近いので全体的にコマ数が増加傾向にある、ということだろうか。
- ツル登場コマ数76コマ。ツル姿もカウントしています。登場コマ数のわりに印象が薄い。対する爺さん52コマ登場。こちらは全体の6割程度なのに印象が強すぎる。積極的に覗きに行くあのメンタルでノイローゼになってた時期があるのマ!? 婆さん10コマでてました。棒案件だけだよなあ。