『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第39幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 そろそろここ書くのが大変になってきました。流石に40回近く導入を書くのは大変です。そういうパターンを今回は使いました。こういう時にしか使えないパターンだからね!(コトセット顔で)
 さておき、ここではギャグマンガ日和の感想を、一日一話書いていくというとこです。これが楽しいんだ。大変は大変なんですが、それゆえに頑張ってやっていると俺は日和が世界で一番好きだ! という妄想に取りつかれます。皆様におかれましては、そういう方向にならないよう努々お気を付けください。深淵を覗くんじゃあない!
 ページ数とコマ数も確認しています。特に意味はないんですが、特に意味がないからこそやる、という良く分らないテンションでやっております。それはそれ、これはこれ!
 さておき、それではいってみましょう。

第39幕 ゲーム

大体の内容

 ちくわ屋がジリ貧を打開すべく、ゲーム開発に手を出し、その成果がお披露目されるのだが……。

感想

 シールの回でやった、できたものの内容にひたすら突っ込むタイプの話。基本二番煎じなので目新しさの面では弱いとこありますが、ツッコミする人のリアクションと、できたものの内容のアレさで話を進めるタイプのギャグ漫画です。
 ツッコミ具合がどんどんエスカレートしていくとこはこの回の盛り上がりで、あまりに酷いゲーム内容と相まって最終的に出血しだした時はここまでいってどうオチるのか、と思っていたらまさかの受け入れオチでした。その手でいいゲームになるんだったらクソゲーは存在せんのよ。むしろそういうなあなあからクソゲーは生まれやすいんよ。
 単行本描き下ろしのとこでツッコミ役の人の見る目がないのが分かってくるので、この会社は長くねえな。となったりもしました。もうちくわがあればなんでもいいのかい!
 さておき、ツッコミどころの多いゲーム内容の方は、途中で攻略対象が影武者使うとこがよき。あまりにもまさか過ぎてその手があったか! と膝を打ち過ぎて打ち身になりました。あまりといえばあまりの展開なのに、そのまま影武者と親交を深めてるとこも含めてこの回で一番イカれた展開でした。しばらく攻略対象の影武者しか出てこんてバグレベルなんよ。
 というか、あまりにも奇ゲーなので、好事家に対して売るのを主眼に、みたいな方向したら製作資金の回収はなんとかなりそうな気もします。制作費も大したことなさそうだし、ワンチャンあるか?

何ネタ?

 会社ネタ。シールとこれ以外ない気がしますが、アトモスフィアとしてはイケメンシリーズと近似かもしれなんだけども。あんまり種類はないネタシリーズだったと思います。

ページ数とコマ数

  • ページ数:7ページ
    • ページ数はこのタイプとしては微妙に長いですが、できたゲームがおかしいのはシールの時みたいに一発でおかしい! といかなかったからこのページ数かしら? と邪推してしまいます。それが逆にこの回の味にはなっているので、このページ数はあり! と勝手に断じます。
  • 総コマ数:43コマ
    • 最少は1ページ目の3コマ。最多は7コマで、2、3、4、7ページ目。平均は6コマちょい。やはり6に漸近するなあ。
    • 22コマに開発部部長? が出ている。ゲーム画面が多いので自然コマ数は少なめに。ただどのコマもいい顔しているので、少ないと気づきにくい。インパクトでもっていくやつだ。

過去ログ

まとめ置き場