『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』一話一話の個別感想 第45幕

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この項について

 がああ! 開幕の言葉が思いつかな過ぎるう! と島田兵顔するくらいに進入路が分からなくなってまいりました。まだ後300回くらいあるんだぞ! って足に叱咤激励する入江文学しつつ、今回も日和感想を書いていきます。日和は面白いというのを自分に叩き込む修行のようなものでもあるのです。なんでこんな大変ことし始めてしまったのか。楽しいぞ、この文章を書くというのは!
 アフターユリアン元年はさておき、ページ数とコマ数も確認します。無駄? 無駄。
 それではいってみましょう。

第45幕 はじめてのおつかい20XX

大体の内容

 子供にはじめてのおつかいをさせる父と母は、それをそれとなく助ける為にロボット研究所にロボの派遣を求める。そしてやってきたつけ郎くんなのだが……。

感想

 とにかくタチの悪いつけ郎くんの所業と、その苦難を見てなんかいい、になる父の二ボケ正面作戦の回。基本的にはつけ郎くんがボケで父がツッコミなのですが、つけ郎くんが子供にイかれた行動をする度にハンディカメラを握る手が熱くなってて、半分以上事案でした。
 父の話はさておき、つけ郎くんは本当にタチが悪く、みかん買ってこい! って言われても渡されたクレジットカードで本真珠ネックレスを買ってきた時は流石にこの場で破壊されても文句は言えないだろ、と思ったんですがそうはならなかったので、肩透かしというか一回ガチで壊されるべきだろ! と義憤に駆られました。その上で最後があれだったので、ロボット研究所はおっ潰れてもおかしくない。以後もでるからなんとかなったのかしら?
 ネタ的には落としたもの輪を拾わせるよう、で燃料油を拾わせよう、は斬新でした。拾うの定義を調べたくなりましたよ。固形物以外は拾うというのか? なんか哲学的になってきたな。(哲学を舐めるな)
 それにしてもロボ研のロボはどんどん駄目さが増してるけど、人間臭いという面ではとんでもないオーパーツになりつつあるのかもしれない。時代設定が20XX年にしても、人間くさすぎます。ロボット三原則とかあっという間に乗り越えそう。乗り越えたら人間の脅威になるのがあれですが。

何ネタ?

 ロボット研究所ネタ。このネタもこの頃は結構やってたんだなあ、と懐かしみ。最近見た記憶がないので、偶には温故知新して、もあんまり広がらないかなあ。最近はシチュエーションの方がメインの場合多いんだもんなあ。

ページ数とコマ数

  • ページ数:13ページ
    • 平均的長さですが、つけ郎くんのダメさ加減と徐々におかしくなる父の二段重ねのボケ印象的で、そこに何でや! していくだけで終わるという理想的増田こうすけペースでした。10ページ越えるとダレやすい日和ですが、これは意外と楽しさが持続してました。
  • 総コマ数:81コマ
  • 最少2コマで1ページ目。最多は8コマで12ページ目。平均は6.2付近。6コマが多かったので、そうなるよ。
    • 父39コマで母30コマで娘36コマ。各々に役目があるので、三人同時があんまりなかったなあ。つけ郎52コマ。何気に間下家の人々よりでてやがる。ボケはたくさんでてなんぼとはいえ……。

過去ログ

まとめ置き場