まんがタイムきららキャラット三作感想(2020年8月号)

承前

 まんがタイムきららキャラットから三作を取り上げて、それぞれについて感想を書くという試みです。三作は中々に選ぶのが難しくなってきました。総じてレベルが上がってきていますのよ!
 選ぶのは楽しかったやつです。どう楽しかったかはその時々に寄るので、わりと適当に選んでいます。一番面白かったとかじゃあ、ないね。そうなると好きな作品についてやってしまいがちですが、まあいいじゃん。
 ということでそれではいってみましょう。

伊藤いづも『まちかどまぞく』

 いつの間にか開かれていた戦端! なんとなく包囲される桃! ということでシャミ子と同担が増えていた、という話。基本おバカに推移しつつ、最後は桃のことが知りたいです! となって締まるという、見事な試合運びでした。(試合?)
 前半のバカさ加減は中々というか、ミカンさんが檸檬百裂拳なる珍妙な攻撃してたとこがすごく良かった。ミカンさんのキャラが上振れというか、ウガルル受肉以降かっこいいからおかしいになってきていて、それでいいのか!? とは思うものの、要所は締めるのでまあ、大丈夫か。ってなるので伊藤いづも先生はテクニシャンだなあ、と思いました。

浜弓場双『おちこぼれフルーツタルト』

 地味に5巻が9月まで延期していた昨今ですが、今回はロコちゃんさん王都から始まりました。あまりといえばあまりの展開だったので、ついおうとを王都としました。というかアイドルがしていいことじゃないですよ、道端に王都!
 しかし、そうなる展開だったのもむべなるかなというか、正直同情するしかありません。チコちゃんさん、ヤバイと思ってたし、今までヤバイ以外の発言を彼女に対してした記憶がないですが、それでも使用済みリップはあかん……。姉妹だからこその、引かねばならないラインってあるじゃないですか……。越えちゃあかん……。礼節のオブラート……。

中山幸『ブレンド・S

 前回から引き続いて、カップリング喫茶と化したスティーレ。そこで、その筋ではありと思われていた、美雨ひでりが! えっっっっっ!!! と尊4したくなるくらい、至高の美雨ひでりでした。そうそう、この関係はこうであってほしい! という感じにひでりきゅんがいじられておりました。素晴らしい!
 後、美雨さんの後方彼女面と、偶に出るSっ気が大変良い物でした。そうそう、この美雨さんの感じも待ってた感ある! 素晴らしい! ハッピーバースデー! と大歓喜でしたよ。この漫画も連載長くなってますが、まだまだポテンシャルがあるなあ、と感じ入りました。

 『スプラトゥーン2』プレイ記録(2020/07/13)

本日の徒然

 この記録も久しぶりである。プレイ自体はちまちましていたのだけど、記録残す程回数をこなしていなかったのである。
 で、プレイ自体が今回は縛りプレイしております。スプラ塗る以外なんもしないイカ、と題してちまちまやっているのです。基本3戦だけして、としてましたが、もうちょいちゃんとやらないと結果が出ないと判断し、本日は10戦、そのフォーマットでやってみました。これで毎日するか、というと分かんないとこです。10戦ではなく5戦とかしそう。
 フォーマットとしては、相手を倒す行為は基本しない。といいつつ結構倒してますが。
 ナワバリバトル専門。ガチマッチでやったらどやされますからね。
 ブキは基本固定のファミザップ。他のブキにも浮気したい気はある。
 ギアは育ててこ? 本当にいつも使うギア以外育ってないので育てないとね。
 という感じ。
 企画として成り立つのかはさておき、この縛り中々面白くて癖になりつつあります。塗るだけの負荷をどう解消するか、ですね。
 しかし、今は本当に絶好球でも倒さない、というのを徹底しないといけない。倒しちゃうんですよ、絶好球だと……。
 後、どこで相手の陣地荒らすかってのも徹底が要りますが、そもそもステージ理解が少ないとこが多いので、そこの練習からです。さんぽだけで済ます日もあるかもしれない。
 さておき、そんな感じで今回の使用ブキは<N-ZAP83>。ファミザップです。塗れる! というので他にも塗りブキはありますが、単にZAPで塗りたいのです。歩きながらもりもり塗りたいのです! でも、偶に浮気もあるかもしれない。黒ZAPとかに。
 ということで、それでは勝敗の記録などに。

勝敗等の記録

テンプレートは、

  • 〇戦目:戦ったステージ:勝敗:塗りポイント:キル数(アシストキル数) デス数 スペシャル使用数:一口メモ

となります。それではいってみましょう

  • 1戦目:エンガワ河川敷:勝ち:塗り866P:キル1(0) デス1 スぺ2:塗るだけのイカとして塗るだけしてたが、なんかアメフラシで勝手におぼうされる方が。意図してない! そしてお相手一人いない案件! なんか楽だと思った!
  • 2戦目:ホテルニューオートロ:勝ち:塗り833P:キル1(0) デス0 スぺ3:楽だなあ、と思ったらお相手一人いない案件! 今日はラグい日なのか? そしてつい倒せる……!!ってんで倒してしまった。いかんいかん。
  • 3戦目:ホテルニューオートロ:負け:塗り930P:キル3(0) デス2 スぺ3:倒さないはずが結構倒してしまった。向かってくるのを引き撃ちしてもいかんかー。攻めてくるとは思わなんだ。その上で負けなのでしょっぱい。
  • 4戦目:エンガワ河川敷:負け:塗り659P:キル1(1) デス2 スぺ2:するっと落ちた。そして一番塗ってない!あかん試合だったな……。
  • 5戦目:エンガワ河川敷:負け:塗り755P:キル0(0) デス3 スぺ2:ぬう、塗りが少ない。前に出てないかー。こもり過ぎた感は確かにある。
  • 6戦目:エンガワ河川敷:勝ち:塗り1028P:キル1(1) デス1 スぺ3:無用なデスがあったが、他はわりと前に出れたと思う。塗りもトップ取れて安心。というか塗れないだけのイカになるところだった。
  • 7戦目:エンガワ河川敷:勝ち:塗り851P:キル1(1) デス1 スぺ3:裏どりうまうまです!直接手も下さなかったので、塗るだけのイカらしい立ち回りだったと思う。
  • 8戦目:ホテルニューオートロ:負け:塗り1073P:キル1(0) デス3 スぺ3:お一人落ちて更にチャージャー2枚!きついわ!
  • 9戦目:エンガワ河川敷:負け:塗り767P:キル1(0) デス2 スぺ3:歯車が合わない感じ。そしてついこれを見逃したら!ってなって倒してしまった。反省だけならサルでもできる。←反省しろ
  • 10戦目:ホテルニューオートロ:勝ち:塗り718P:キル1(1) デス3 スぺ2:ヤッターなんかかてたー。お味方ありがとうございます……。
      • 10戦5勝5敗。イーブン!
        • やはり塗るだけのイカだとどう裏とって生き残るか、みたいなわりと無茶なことしないといけない。裏のとり甲斐があるところならいいけど、リスポーン攻めしないといけないとことかだと辛いだろうなあ。

 ネタバレ?感想 瀬戸口みづき 『めんつゆひとり飯』3巻

めんつゆひとり飯 (3) (バンブーコミックス)
めんつゆひとり飯 (3) (バンブーコミックス)

 大体の内容。「舞さんの一途さが高回転し始めた」。登場した時から保ヶ辺さんガチ勢だった舞さんでしたが、とうとうこの漫画の特徴であるイマジナリーキャラクター、つまり心の中の保ヶ辺さんが出てきてもう駄目。舞さんはどこに行ってしまうのか。そしてその保ヶ辺さんもイマジナリーキャラクターを、というのでますますひとり相撲が繰り広げられるのが、『めんつゆひとり飯』なのです。
 今回の巻の表向きのトピックは舞さんの同僚で、ポン酢派本栖さんですが、そっちはずぼら系に見えてきっちり料理するタイプ!? という部分がインパクトそこそこ。でも、やっぱり裏だけどインパクトのデカい、舞さんのイマジナリー保ヶ辺さんについて語りたいです。
 今までも、イマジナリー十越さんの便利な使われ方から、イマジナリーキャラクターというのが大変都合よい存在、というのはこの漫画のコンセンサスでしたが、心の保ヶ辺さんの都合の良さっぷりは尋常ではありません。
 舞さんの望む都合の良い保ヶ辺さんなので、それも当然なんですが、そのイマジナリー保ヶ辺さんの言動が一々都合よく、そして舞さんもそのイマジナリー保ヶ辺さんの優しさに惚れ直す、という完全な永久機関になっているのには、いやはや笑わせていただきました。
 と言っても、偶にいいなこの茶碗! って言うイマジナリー保ヶ辺さんにそれは丼です! って言ったりも。その辺も含めて保ヶ辺さんガチ勢の思考は恐ろしいなあ、でもあります。とはいえ、その丼も、保ヶ辺さんとの生活用に自分の分と保ヶ辺さんの分、つまり二人分を、というのでおっも! ってなりました。そういうとこだぞ、舞さん!
 さておき。
 リアル保ヶ辺さんの方も、いつも通りのムーブしていました。個人的にはタコ焼きパーティー回の、舞さんが持ってきた山芋のすりおろしたのをドリンク、と言い出したところがお気に入りです。そんなずろっとしたドリンクは無い! 案件です。
 その保ヶ辺さんも、流石に健康診断は意識するらしい、というのが出たのはかなりのエポックメイキングであったかと思います。その、保ヶ辺さんの健康診断を意識する側面として、イマジナリー女神と対話しますが、保ヶ辺さんの言っていることが終始デブ発言なので、そのイマジナリー女神、いる? という状態に。
 イマジナリー女神が出てきた回も、タコ焼きに肉かす入れたら超美味かった、というのから肉かす常習者になってしまった保ヶ辺さんの前に、なので初っ端から相手が悪かったというしかありません。一応、やばいかもという意識はあるのか、と思わせつつも、完全論破してたので本当にそっとある程度の存在なんだろうなあ、とか。
 しかし、その女神の顔はかなり意味深です。というか女神の顔が舞さんなのです!
 案外、保ヶ辺さんとしては舞さんが貴重な存在としてあるのだろうか、と穿った見方をしてしまいますが、肉の話とかできる子、というだけでそうなっている可能性もあり、舞さんの前途は多難のように見受けられます。まあ、セルフ惚れ直しとかしてるから、そういうのも苦ではないかもしれないですけれども。
 さておき、この巻で美味しそう、と思ったのはデブなので当然保ヶ辺さんの肉かす豆腐丼。麩も入っててヘルシーだね! というんな訳ねーだろ……。案件ですが、美味そうなのは間違いなく。ただ、ギットギトだろうから、迂闊に食えるものでもない。というか近くに肉かす売ってない。悔しい!
 とかなんとか。

 対ありでした。のワンワード勝手に解説してみる の3

対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~  1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
hanhans.hatenablog.com

狂ったように一生弾撃ち……!!!

第二回

この項について。あるいは雑魚だったろ、相手。

 ここは、江島絵里『対ありでした。~お嬢様は格闘ゲームなんてしない~』のワンワードを掘り下げて遊ぼうというところです。俺と! 俺とデュエルしろー!!! というレベルのテンションで書き進めていきますよっと。
 ということで、おい、デュエルしろよな感じの無いようにすすんでまいりましょう。

第3回『一生弾撃ち』

 一生弾撃ちとは、人生終わるまで弾を撃っている状態をさします。
 何それ怖い。という方もいらっしゃるでしょうが。まあそんなビビらんでも大丈夫です。本当に死ぬまで弾を撃ち続けるんじゃないか、というくらいに弾撃ち続けることを言うだけですから。それでも怖い? タハハ。
 さておき、先に弾撃ちという言葉について解説しておかないといけませんね。
 弾撃ちとは、いわゆる飛び道具と呼ばれるタイプの必殺技を使う事の総称です。ストリートファイターシリーズで言うところの波動拳が弾。それをすることを弾撃ち、ですね。
 飛び道具技は基本的に弾とこちらの攻撃がかち合っても弾が当然勝つものであり、しかし撃つ隙を見られると痛いダメージを貰う、というものです。そして、ウメハラ漫画でもありましたが、ゲームによっては弾こそ至高な場合があります。
 この漫画のゲーム、π4がどんなタイプなのかは詳しくは分かりませんが、かなりストリートファイターライクであるように見受けられます。なら弾だよ、弾。な仕様の可能性は高いでしょう。
 さて、では一生弾撃ちとは何か、というと、やはり人生終わるまで弾を撃っている状態です。繰り返し言いますよ?
 というのは半ばジョーク。実際は、そしてこの漫画における使われた場面では、相手が前に来ようとするのをきっちり刈るタイプの弾撃ち、と言った方がいいでしょう。
 その前に、先にジャンプで隙を狙えると言ったが、なら綾さんは何故跳ばなかったのか? という疑問がありましょうからお答えしますと、弾を読んで跳ぶ、というのはこれが中々難しいという点を上げたいと思います。
 格ゲーには一つ有名なお題目があります。
 それは、飛ばせて落とす。
 相手を何かでジャンプさせて、無防備なそこを対空技で刈る。これは黄金ムーブといえるものです。だからこそお題目があるのです。
 で、上級者になればなるほど、このお題目は通用します。対空精度は高いですし、飛び道具を撃つタイミングも上手い。適当に撃ってるようにみえて、意識を上手く散らしている場合も多いのです。なので、生半にぴょんぴょん跳べないのです。
 更にもう一つ付け加えるなら、綾さんと白百合さまはこの言葉が出た対戦がほぼ初戦であるということ。これは中々にジャンプしづらい。相手の癖が分かってないところで、悠々と跳ぶのは危険でしかないのです。
 だから、上級者の方というのは大体飛び道具に対して迂闊に前跳びしない。その上で、飛び道具の隙を突こうとします。
 色々と格ゲー対戦動画を見ればわかるのですが、上手い人は本当に跳びません。跳んで決めた所を見ることが多いので、よく跳んでると錯覚しがちですが、本当に本当に跳びません。錯覚レベルなのです。
 垂直ですかすとかはありますが、それ以外で跳ぶ、特に前に跳ぶのは相当の確信がある時のみなのです。
 そこに対して、綾さんは基本に忠実にいる、というのが、ギリギリまで前に跳ばなかったことで明確になってきます。
 さておき。
 では何故、綾さんは一生弾撃ちにさらされたのか。これは、ジャンプで詰めない、というのを逆に利用された格好だった、と言えるでしょう。相手のガードが、特に投げに対する意識が強くなり、軽く当て投げ、小技を当ててから投げるが通用しなくなって、ならもっと接近して、となったところで、踏み込み、前歩きが深くなったところ、その出鼻をくじくのが、弾撃ちだったのです。
 つまり綾さんの前にいこう、という気持ちをきっちり、その弾撃ちで刈った、という場面なのです。そこから、更に派生した読みが炸裂して、最終的にこのシリーズ第2回目、『振り向き』へとつながっていくわけです。
 この辺りの、相手をどう動かしていくか、という理屈自体がしっかりしている格ゲー&百合漫画ってかなり頭おかしいな?
 とかなんとか。

 今から違いの分かるきららオタになる為の芳文社70周年セール!

この項について

 2020年7月にて芳文社70周年! ということらしく、7月10日から7月16日まで芳文社漫画が77円(税込み)なのです!
 ゆえに、この期に酸いも甘い知り尽くしたきららオタの面ニナルノデス!
 という訳で、これを読んでおけば一端のきらら漫画オタ面が可能なやつをいくつかピックアップ! とゾングナックルする感じでいってみましょう。
 ちなみに、その面が出来て何があるのか? というのは分かりません。それは、その人にしかない何かなのです。
 と煙に巻いてそれではいってみましょう。ああ、作者あいうえお順で行きますよー。

青田めい『うにうにうにうに』

 一部の人には『ふわっとまどか』の人として浸透した感のある青田めい先生のきらら系誌処女作。宇宙人(?)とその居候先の人々のごっつい言葉のデッドボール合戦が繰り広げられます。
 青田めい先生というと、ゆるい、がコンセンサスですが、処女作にはそのゆるさの全てが詰まっています。そしてゆるさだけではなく、尖り過ぎて逆に角度が大きくなっているというエッジ過ぎるボケも内包しており、わりと危険球なんですが、そこをゆるさで耐える。そういう漫画となっております。

アカコッコ『彼女がお兄ちゃんになったらしたい10のこと』

 シェアハウス先は、全員女性。なのに疑似家族めいたことが強いられて、という話。
 疑似家族、というのはよくありますが、いきなり女子高生が兄に任命される、という、そこ姉妹じゃないんだ!? 案件が大変インパクトに残る作品です。後、父役の人(警察官)が母役の人(小学生)とラブラブというので演じるとかそういうのじゃない、何かすごいヤバイアトモスフィアもあります。女系家族にしないがゆえに生まれるケミストリーが魅力的な一作です。

アサギユメ『サジちゃんの病み日記』

 好きなあの子にストーカー! という話。きらら系には愛が強くてストーカー、というタイプは頻出するのですが、その中でももっともヤバいストーカーが、主人公サジちゃんです。
 きらら系では、ストーカーめいていてもいつの間にか仲良くなってそれも収まる、偶にはそれが出るけど、というのが定型ですが、サジちゃんは全編通してガチのストーカーで、ガチのリストカッターでもあり、とにかく病んでいます。その病みを、癒すという方向にはいかない、という、その筋、病み物としては正統派でもありますが、ゆえにラストが切なくなる一作でもあります。

あfろ『月曜日の空飛ぶオレンジ。』

 現在、『ゆるキャン△』で一山当てたあfろ先生の、きらら系誌処女作。正確にはきららミラク産ですが、それはさておき、とにかく訳の分からない島である六日島の日々をヘンテコに繰り広げる一作。
 個人的にはヨシノがいるだけで最高の作品でしたが、とりあえずうん、よくわからん。というヘンテコなことの起きる島デイズ。時には信号機を5メートル間隔くらいに植えて人が困ったりしたり、山に行ったら謎電波で集まった人たちがうろついていたり、という、実際にその作品について書いているのにそんな話あるのか? みたいなとにかくヘンテコ。それが堪らない人には堪らないという、ある種麻薬めいた一作です。

阿部かなり『みゃーこせんせぇ』

 養護医みゃーこ先生は、ちょっと不思議なヒーラーやってます! というお話。
 ヒーラーの装いに秘薬を開発しているという、全体的にあれな23歳みゃーこ先生。そこに危険な奴らが集まってくる。という程危険ではないものの、類は友を呼ぶはけだし名言だという感じな中で繰り広げられるバタバタ漫画です。
 個人的には最終回の、え、それ可能なの!? なぶっ飛びぶりが大変印象に残っております。
 ある意味ではマッポーカリプス! でもある意味では桃源郷。そんな感じでさて人類はどうなるのか。というのを特に深い意味もなく実現したこの漫画、ヤバかったのでは?

有馬『はんどすたんど!』

 体操部、するよ! というお話。
 基本としては体操をしていきつつも、バタバタギャグを中心にこなす漫画です。きらら系にはある意味ではよくあるタイプですが、バタバタの具合が中々常軌を逸しており、それでいて体操の方に抜かり目はない。なのにそこもバタバタしていくぞ……! という意気込みがあり、総じてバタバタしている漫画となっております。ここまでバタバタしておいてちゃんと部活物として成り立つのか……! という目から鱗の一作です。

奥たまむし『ハートオブtheガール』

 今は別のところで百合漫画をもりもり描いている奥たまむし先生のきらら系誌処女作。ミラク産なので、同時期、というかミラクのほぼ全部にあったのですが、にタチ『桜Trick』があり、つまり百合は飽和状態ではないのか? という中で苦心された一作。その中で別の所のに繋がるからっとした明るい百合、という境地を得たのは、大変良きことにござる。

描く調子『広がる地図とホウキ星』

 現在Fuz連載されている描く調子先生のきらら系処女作。これもミラク産ですね。ミラクが店じまいすることになって割を食った一作で、2巻が電子書籍のみ、という形で幕を閉じました。
 内容は、魔法使い養成学校のお話、というよくあるものですが、その学校に向かうところから始まるので、成程、広がる地図、と思わせてくれる広がりを持っていた作品です。最終的に広がる地図がどこまでいくのか、というのは是非読んでいただきたい。そしてFuz連載の作品の方も推していただきたい。

器械『アキタランド・ゴシック』

 そこは、あきためく土地。ということで、アキタのような土地で行われる、角っ子の生活。それが『アキタランド・ゴシック』です。
 とにかく独特の読み味を誇る作品ですが、でも基本は角っ子アキタちゃんさんの生活に根差した、でもちょっとおかしい日々。
 そのおかしいがちょっとで済むのか? という疑問も偶に浮かびますが、でも最終的にはアキタちゃんさんの話だったな。という風に落ち着くのです。FPSについて熱く語るアキタちゃんさん最高です。となるのです。なろう。

険持ちよRPG不動産』

 RPGな世界で、不動産業、やっていきましょう! というお話。わりとガチで不動産業している漫画です。
 ここまで書いてきて連載中なやつがやっと出てきたぞ。ということで、現在連載中で2巻まで出ています。このセールでは1巻のみが対象です。
 内容としては不動産業ですが、それをある種謎解きとして描き、その上でその周りにいくつかの謎をちりばめつつ、日々が過ぎていく、という感じの漫画となっております。連載ではその謎が少し解けられた! 辺りなので、まだ全然追いかけられる範囲。RPGで不動産? と気になられましたらどうですか、お客さん。

鴻巣覚『やさしい新説死霊術』

 現在Fuzで『きららファンタジア』のコミカライズ担当となっている鴻巣覚先生の一作。
 鴻巣覚とはなんだ! というと脇とむっちりと百合! という返歌がくるものですが、その性質は既にこの漫画から完成形を為しています。というより、眼鏡先生のヤバめの百合具合が本当にヤバイので楽しかったです。涙掬って舐めてたとこ最高です。たつ。
 これも魔法学園ものですが、どちらかというといい具合に閉じた中で、という形で、これはこれで問題なく良い、と言えるものとなっております。そして脇とむっちり! もう最高ではないか。

ざら『しかくいシカク』

 写真部ですよ、おっかさん! ということで部活物に入りつつも、メイン三人娘の日々を鮮やかに切り取った、そんな一作。
 ざら先生というとオタネタぶっこむ性質を感じやすいですが、この漫画はそこは控えめ。その分を補うかのように普通にネタ度合いは強く、バタバタ系の一種として大変愉快な内容となっています。金髪ツインテは七難隠すって言いますもんね。と言ってしまうのは言い過ぎだろうか、いやない。
 ある意味、ざら先生の境地として大変いい仕上がりの一作です。

シュガー『さつきコンプレックス』

 俺のアニキが可愛すぎて女の子にしか見えない件について。という、一点のみで最後まで通しきった、ある意味漢な一作。
 本当に女の子にしか見えないし、周りも女の子で扱っているけど男だからな!? という部分はあるんですが、その弟も偶にアニキが女の子に見えてしまってもう駄目。お前がしっかりしないと俺たちどうすりゃいいんだよ!?
 ついでに父も女の子っぽく、遺伝! ってなる辺りの完成度が高過ぎます。どういう遺伝だ!
 そんな一発ネタの境地のような一作です。

スーパーまさら:うみのとも『私を球場に連れてって!』

 女子高生がプロ野球にハマったら、という話。
 おっさんのすることを女の子がしたらなんかエモじゃね? というタイプのスタンドで、これをおっさんがやっていたら角が本当に立つな……。というムーブが連打さる漫画となっています。
 そのプロ野球オタあるあるが過ぎて、この子たちは本当はおっさんなのでは……? と錯乱しますが、ちゃんとおっさん枠みたいにお母さんが年のいったプロ野球オタムーブするのでご安心ください。
 これもまだ連載中の一作です。今月3巻が出るよ! 勝手に宣伝!

鈴城芹『看板娘はさしおさえ』

 質草の行李に、幽霊が! という出だしからはさっぱり予想できない、結構ガチの質屋さんのお話。
 この漫画のおかげできらら系列を読むようになった、という個人的な記念碑作品です。基本的にアクション的な、というか妙なバタバタは少なく、台詞回しで押していくスタイルなのが大変に堪らなかったのです。
 この辺のいぶし銀なのは、ともすると地味とされやすいですが、この漫画は折々で幽霊っ子を恥ずかしめるムーブでそこにインパクトを与えてくれます。スキ。

そと『ラストピア』

 現在は『異世界はスマートフォンとともに』のコミカライズで名を成しているそと先生のきらら系誌二作目。
 とある島で、記憶をなくした主人公氏。どうやら他の人も記憶を失っている部分があるようで、ついでになんか幽霊もついてきて、という話。
 そと先生というと大変独特の空気感、ゆるいんだけどどこかきっちり締まっている、が想起されるのですが、その印象はこの作品で意識付けられた気がします。記憶喪失という重大事も、わりとなあなあで過ごしてしまえる、という。
 特段にバタバタする訳ではなく、でものっぺりとしているかというとそうではないと言える。そういうギリギリのラインのテンション、とでもいいましょうか。これが癖になるのです。

ちろり『お願い!ロイヤルニート

 このお嬢様たち、学校に行かない!? ということから始まるドタバタ。そういう話です。ミラク誌での連載で、しかも末期の作品だったため、完結をすることが出来なかった、という切ない経緯もあったり。
 基本的にちろり先生の描くボケは地味なところで破壊力が高く、それに対して内心はしつつも、ツッコミを明確にしない、腹黒ツッコミも絡まって、全体的にこの子たち大丈夫なのかしら? 関係成り立っているのかしら? となるとこが素晴らしい。素晴らしいのか? 素晴らしいのだ。

とめきち『すわっぷ⇔すわっぷ』

 キスしたら精神が入れ替わる!? というのを十重二十重とかましてくる一作。
 目立たない優等生と、目立つギャル系の精神が入れ替わる、というのでその部分のギャップ推しか? と思わせて、どちらも相応に変人だったのだ! どっちもこれは得だ、ってなってる! と、することによっていつの間にか入れ替わりが合法なのでは? という謎の気持ちにさせられるという、風変わりな作品でした。いつの間にか入れ替わりやってる人も増えたしね!
 4巻まで出た作品ですが、今回のセールでは1巻のみ77円なので、注意だ!

なじみ『しょうこセンセイ!』

 天才子供先生が、エントリーだ! ということで、べ……ってなりそうになる一作。
 しょうこちゃんさん先生は、子供ですがしっかり先生、という部分がベ…とは違うところ。ちゃんと先生として生徒と向き合い、考え、行動する、まさしく先生の鑑のような存在です。でもまだ子供なので、悩みも多い。でも周りがしっかり盛り立てていて、そこの人間関係の良さというのが如実だったりします。
 ベ…の方もそうでしたが、やっぱり周りの存在があって、というのが大変良い所だと思います。スタンドアローンではない、というのが逆に教育にいいのでは? まであります。読者層的に教育にいいってなんだ! ですが。
 現在2巻まで出てますが、このセールでは1巻だけなので注意だぞ!

ねこうめ『こはる日和』

 ぱれっとの方で活躍されているねこうめ先生の一作。ぱれっとの方もやりつつこっちもやっていた、というので辣腕! と言っていいかと思います。
 話としては女子高生物という、きららやたら伝わってるところ多い伝家の宝刀で、その中で飛び抜けて優れている、とまではいかないものの、それでもきっちり優は付けられる一作となっています。
 女子高生物は、人間関係だ! というので、様々な人間関係で成り立つ漫画という印象が強いです。特に黒ロン眼鏡妹さんが超好きでした。姉にやましいまではいかないけど、ちょっとクソデカ感情あるところとか、大変良いのです。

PAPA『ミソニノミコト』

 万物には神が宿っている。それは、サバの味噌煮にも! という感じの和風ファンタジーギャグ漫画。
 そのわりに、わりと世知辛い。メインパーソナリティ、サバノミソニノミコトも神様ですが、でもサバの味噌煮の神様なので、わりと大したことは出来ない。サバの味噌煮を上手く作れるとか。それでも神様だから、ほんのり不思議なことは起こせたりはして。というので神様わんさかボケボケのギャグ漫画として突き進んだ漫画です。
 PAPA先生は現在『マギカ☆レポート』でいい意味でも悪い意味でも有名ですが、そことも通底するボケ具合です。この漫画を一読すれば、ネタがなくても、いくよー! だけでなんとかしたあの回をしぼり出したのもうなずける、そんな作品です。

春雨『JKすぷらっしゅ!』

 JKをずっと水着のままでいさせるにはどうすればいいのか。その思考実験として有力な一冊です。
 学校が水辺、なんなら半分くらいせり出してるぜ! そして学校では水着が励行だぜ! という、お前は何を言っているんだ? とミルコ・クロコップ顔になる設定を鎮座させただけでこの漫画は勝っていたと思います。
 そしてJKと水着、それが合わさってタダで済むはずもなく、当然百合漫画としても立ち上がっていきます。丁度MAXといえば百合とすら言われていた時期の漫画でもあるのです。
 そんな属性てんこもり漫画ですが、百合の線は結構繊細というか、ベタベタなんだけど、でもなんかすげぇ! と感じ入ること間違いなしなのです。いやあ、百合っていいですね?

柊ゆたか『Good night! Angel』

 『新米姉妹のふたりごはん』の柊ゆたか先生の、きらら系誌処女作。これもミラクなんだ。ミラク初期勢なんだ。
 内容としては女子高生×殺し屋、というそれ食いあいはいいんですか? 女の子が地獄に落ちろ~~~!! とか言うんですか!? な感じがありますが、そこはちゃんときららナイズドされておりますので安心してください。地獄に落ちろ~~~~!! を想起する方があれなんです!
 そして、これは案外友達の話なんです。普通に女子高生している上での友達が欲しい! ってなっても、中々そうはいかないし、なんか自分を好き好きする人とパートナーに!? なんですが、それが徐々に変化していく、というのが大変良いものだったのです。だから、ラストがちょっと悲しかったりもするんですけど、それもいいんだ……。

ぽや野『ぽんこつヒーローアイリーン』

 おはようございマスクメロン。というのはさておき、ヒーローとしてポンコツだったアイリーンさんが、地球に来て路頭に迷う中で、徐々にやるべきこと知っていく、というと普通に聞こえるから困る。
 でも、最終的にはそういう話にまとまっていく、というよくよく考えなくても訳の分からない作品です。まとまった後からするとまとまってるんですが、連載中は終始これは何だ? だったのも記憶にあります。今考えてもよくまとまったよなあ……。
 そういう訳の分からないものにも当たっておくべきですよ? ←親切心ではない

気が付いたか? えらい量書いちまったってことに。

 ということで、これは押さえておくとベネ、というのを書き連ねたらこんなことになってしまいました。
 ここであげたのだけ買っても1万円いかないんだから、ちょっと頭おかしいセールですね……。俺はどれだけ買えばいいんだ……。
 ということで、この辺の漫画の名前がすっと出れば、にわかきららファンだとは思われないぞ! という項でした。にしても、何故『ねこにゆーり』とか『夜森の国のソラニ』とかが無いのだろう……。入れておいてくれなさい……。
 とかなんとか。

 ネタバレ?感想 服部昇大 『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』Season4

邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season4 (マーガレットコミックスDIGITAL)
邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season4 (マーガレットコミックスDIGITAL)

 大体の内容「邦画縛り、破れる! でもある意味邦画だったのでしょうがない」。ということで、初めての邦画以外プレゼンも飛び出しつつ、どんどん洋一の方向性が迷走し始める。そんな愉快なSeason4。それが『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』なのです。
 洋一の方向性は毎度おかしかった気がするのはさておき、今回では映子さんがナチュラルに家にくるという事態や、ヤンヤンにこまっしゃくれた大学生かとか言われるなど、外部要因でアップダウンした感があります。
 特に、映子さんに対しての気持ちというのが、だが奴は、弾けた。というレベルに到達しつつあります。
 顕著なのは、映子さんがビジネス書を読むとか言い出した辺りで、こいつがこのまま変な勧誘に飲み込まれたら……! という、んなわけねーという地点を想像して、ダメだ! ってなってるとことか、最高に頭おかしいです。
 お前、映子さんの凶悪な邦画プレゼンがそんなのに飲み込まれると思ってんのかよ! 案件ですが、でも確かに方向性が噛み合うとそういう方向にも行きかねない、と思ってたらやっぱり邦画絡みで読んでた、というオチでした。そこに対する熱量、本当に凄いな、映子さん。という納得度です。
 他にも、特撮部の眼鏡っ子(オーソドックスな眼鏡外すとタイプ。でもわりと濃いめ)と昼食を共にして和気あいあいしている映子さんを見て、同年代の友達出来てよかったよかった、という妙な立ち位置を見せていたのも印象的です。特撮部部長と同時に同じことを言っていた辺り、あの二人の親和性というか、方向性違うだけで同じタイプなんだなあ、と妙に納得するところでもありました。特撮部部長、あいつも方向性おかしいからなあ……。
 方向性というと、映子さんが珍しく邦画以外を見た、というのも、この漫画の方向性面を心配したくなる事態でした。とはいえ、それがフランス版『シティーハンター』だったので、映子さん的には邦画判定になっていたのが印象的です。完全に『シティーハンター』だった、というはまだしも、映子さん、『シティーハンター』世代なんですか? という雑感がぬぐえなかったですが。まあ、令和で女子高生なのにVHS買ったとか言い出してますからね、映子さん。そういう意味では豪の者だし、知っているのは当然なのかもです。
 さておき。
 なんとなく洋一が一人の所に映子さんがやってきている、という事態が二回もあったのが、この巻の洋一と映子さんの関係性を見る上で重要なポイントである、と今、勝手に思い始めました。
 というか、洋一があまりに奥手なので、映子さんが自ら出張っている、という視点を灰塵にする映子さんの怒涛の邦画プレゼンはやはり圧巻です。案外照れ隠し要素もあるのか、とも思うんですよ。正月に恋愛映画、当然映子さんプレゼンなので一風変わった(婉曲表現)ですが、を一緒に! って言いだす辺り、そういうのが無いようでもないな、とは。
 でも、持ってくる映画がネタ度濃すぎるというか、いつもの映子さんプレゼンなので、そこんとこで目くらましされてきます。一応、ちゃんと振袖きて正月の初詣に一緒に、って段階で他の人とは絶対に違う気持ちがこもっているのは見て取れるし、洋一発端とはいえ、恋愛映画を持ち込んでくる辺りも、何やら考えさせられるところです。
 などと、その気になっていた俺の姿はお笑いだったぜ。
 というくらいに、『デンデラ』回で、洋一の家に当然のようにいて当然のように王様のブランチの映画コーナー見て当然のようにさきイカを食っているところは凄かったですね。それ、もう何段階かしてからするムーブじゃあありしませんか!? 振袖デートしたからもうそこんとこすっとばせるんですか!? という。
 馴染むとかそういうのを一気に踏み越えておりました。そりゃ洋一の方向性がおかしくもなるわ。という気持ちにもなりますよ。というか、映子さんの距離感が分からない! 映子さん自身も分かってないんかもしれませんが! でもあの詰め方おかしくない?!
 とかなんとか。

今月の、こかむも『ぬるめた』コマ数確認枠 2020年8月号変

この項について

 現在のきららMAXは最高なんですよ! という理由の4割くらいであるところのこかむも『ぬるめた』の、キャラ登場コマ数と雑感をちらっと書く項です。
 回数を重ねても、中々この漫画の深淵はは遠い所にある感じですね。単なるバタバタも大変いいし、そっちが永遠にメインな気もしますが、いつかくるみさんの存在の深淵とか見せてくれたら最高や。無くてもいいけどね!
 では、そろそろコマ数確認行ってみましょう。

第4話『ぐう』

  • ちあき登場コマ:37コマ(57コマ中で)
    • ちあきさん、お母さんなのでは? マムなのでは? 僕を包み込んでくれるのでは? という単なる妄言がでるくらい、くるみさんに対してはおかんムーブなとこがあるのがちあきさんです。というか、情にほだされて腹が鳴る機能を、というのはなんだその、いや本当に何だ? おかんか?
  • さきな登場コマ:26コマ(57コマ中で)
    • 全体的に関心事以外は塩対応な部分のあるさきなさんですが、ちあきさんのかわいいムーブ、くるみさんに対する甘い行動とか好き。とか言い出して本当こいつ……ってなりました。特に感情が薄いのではなく、関心が薄い、というのをきっちりしている点はいいですね。というか変なとこで爆笑し過ぎです。可愛いか。
  • くるみ登場コマ:37コマ(57コマ中で)
    • 今回は、くるみさんに腹の鳴る機能の追加、という、それ必要か? という気持ちになることが主の筋でした。くるみさんには鳴らせろー! ってくらい必要だったので、全体的に駄々っ子ムーブに突入している回でありました。というか、なんで改造前に全裸に? というのはなんかお約束よね……。剥くよね……。←そうか?
  • しゆき登場コマ:32コマ(57コマ中で)
    • 今回全体的にしゆきさん可愛かったですよね? え? 常にかわいい? タハハ。でも、なんか今回髪型が可愛くて超可愛かったんですよ。やっぱり一般人ムーブが出来る子なので、その分しっちゃかめっちゃかにされるのがいいんでしょうか。いや、髪型可愛かっただけだ! 長髪を上げてるの至高にして究極。