バージョン1.10にて見る名残雪コンボセクション

GUILTY GEAR -STRIVE- - PS4

この項について

 この項はGGST、つまりギルティギアストライヴの名残雪のコンボをパーツ単位で取り上げて、コンボってどうするのか、というのを見ていくものです。
 以前に、
GGST パーツで見る名残雪のコンボ - オタわむれ 日々是戯言也blog
あるいは、
名残雪のコンボを語ったって許してあげない。(GGST名残雪コンボ雑セクション語り) - オタわむれ 日々是戯言也blog
 というのを書きましたが、あれからまたコンボ知識も更新されたし、バージョンも1.10になったので、ここでまとめて新しくしよう、というものになっています。
 ぶっちゃけ、他の所にちゃんとしたコンボレシピはあると思うし、コンボ職人さんが作ってる動画もあると思うんですが、他人の前例がある、だからこそだろうがっ、というコミックマスターJさんの言葉と、自分の記憶に残す為に、という謎理由で、需要を考えずやっていきたいと思います。
 さておき、この項では、名残雪のコンボを解体して、どうつなげていくか、というのが分かればいいなあ、という風にやっていけたらいいなと考えています。上手く行ったらお慰み。
 それでいってみましょう。

地上コンボパーツ

 このゲームの基本は大体空中コンボに繋いでいくものなので、地上コンボというのは浮かす前、という部分が強いです。なのである意味では始動のルート、と言えるかと思います。
 その辺を踏まえていってみましょう。

立ちK>前K or 前P

 立ちKから特殊技につないで跳びからの狙うパターン。前Kはリーチとしては、なので前Pでもいいですが、前Kなら少し距離を詰められるという利点もあります。あるいは立ちK単体から、というのもあり。
 必殺技には冠雪と垂雪。あるいは忘れ雪。距離が遠くても安定する冠雪をよく使う事になるでしょう。

立ち及び屈P>前P

 暴れとかで使うP類からのコンボパーツ。あまりP連打すると地上コンボまではまだしも空中コンボがしょぼくなります。地上コンボで〆るだけなら連打しても問題ないかもですが。
 これも結構離れるますが、垂雪でも当たりやすいので、冠雪と差別化しなくてもいいかと思います。好きな方を選びましょう。

遠S>S>S

 基本的な遠S三段。これは空中コンボのパーツでもありますが、地上コンボでも使うことはあるパーツです。空中コンボではそのまま出し切るか忘れ雪かですが、地上コンボなら冠雪や垂雪も二段目以降の選択肢もありです。
 ただ、ここからの浮かし、特に二段目からはわりと垂雪後の浮きが低くなることもあって、妥協が必要かもしれません。遠S単体からなら打って変わって浮くので、遠Sヒット確信からコンボ、というのもありです。ヒット確信冠雪ぶっぱとかしていいかと。ただ、遠S先端とかだと垂雪はスカるので、冠雪>垂雪のコンボにした方がいいです。二段目からなら、わりと当たるんですけども。

立ちあるいは屈K>足払い

 ベタに足払いに行くパーツ。単純に転がすだけでも重宝するのが名残雪というキャラです。そして下段でもあるので、意外と狙う事はあるでしょう。
 足払い後は冠雪>前HSが基本ですが、重量級には足払い始動でない限り冠雪がダウン追い打ちになってしまいます。対して、垂雪からならコンボに行きやすくなったので、このパーツからなら垂雪が狙いやすいと言えます。

屈S

 下段且つ長い屈S含みの地上コンボパーツ。立ち回りで使うことが多いものでもあります。屈Sド先端からでも確実にヒットするので、とりあえず屈Sを当てることを念頭に入れていればいいのもいい。
 前バージョンまではド先端くらいからだと空中コンボに行くのが難しかったですが、垂雪高速化でそれが余裕になりました。良調整! と錯乱しましょう。

冠雪

 そこそこ発生の早い突進技で、これ単体では浮かし力は低いものの、その後に垂雪を出すことで高めに浮かすお膳立てが出来ます。横の移動も長いので、リーチのある技から繋ぐときにも重宝します。若干ダメージの補正が重くなりましたが、それでも十分使える技です。

空中コンボパーツ

 空中コンボはGGSTの華。なのでそれ用のコンボパーツなどをカカッと書いていきます。
 浮かしまでの行程は、大体地上コンボでやっているので雑にやりますが、とりあえず、近Sと垂雪の二つが空中コンボ用浮かし技です。このどちらかに繋ぐことで、空中コンボをしていくことになります。

近S

 浮かせ技その一。出は早いものの、遠Sになる距離があるS類なので、近くないと確定的に出せない点が難点。それでも跳びこみからや確定反撃、起き攻めなどで使えるパーツです。これでジャンプキャンセルがあったら尚良かったのですが、まあ無茶は言わない。

垂雪

 浮かせ技その二。1.10で追加入力しないと単発技になったのと、カウンター演出でヒット硬直が伸びましたが、使い道は基本コンボパーツ。ただ、発生が早くなったのは大きく、今までのコンボの感覚だとズレが出る所があります。発生が早いから、キャンセル不香も早くできる、というのを総合して、ホント早くなりました。

近S>遠S>S>S

 近Sがあるので浮かし絡みのコンボでもありつつ、拾いで使うことも多いパーツで、どの空中コンボでも狙っていきたい基礎コンとしての側面があります。利点は初段が当たる距離ならほぼ確定する所。安定度が高いのです。
 ということで、以後この前に不香を入れるのも含めて、つまり不香>近S>遠S>S>Sを基礎コンと記します。

垂雪> 不香>屈K>近S>遠S>S>S

 跳びこみからの近Sからも一応狙えて、垂雪の発生高速化によってその後のコンボがやりやすくなっています。近Sで浮くのもあり、結構な高さに相手を浮かせられるのがポイント。
 垂雪に直で、の場合は浮きが中途半端なので、屈Kを入れるとかなり安定します。屈Kの当て方は、相手に直に当てるというより、小足に乗せる感じ、という感じです。当てる感覚でやっているとミスります。乗せましょう。
 また、このコンボは不香慣性消しが必要でもあったりします。
 不香慣性消しは、不香の移動方向と逆に方向を入れていると、速攻で止まれる、というテクニック。コンボ以外でも案外色んな所で使うテクニックです。逆に慣性乗せもあります。歩き投げがし易くなります。以上、小ネタでした。

冠雪>垂雪>基礎コン

 これも近Sから狙うのが基本。垂雪の前に冠雪をかますと、その後の垂雪が発生の早さの絡みで垂雪から以上の高さから拾えるので、端なら近Sが余分に一ついれられたりします。ここはもうちょい中央の煮詰めが出来るかもしれません。要研究。
 慣性消しするタイプですが、案外慣性消さない方がいいのかも、とも思っています。やはり要研究。

粒雪>不香>立ちK>前HS

 近Sから粒雪がバージョン1.10で繋がるようになったことで生まれたパーツです。
 総合では近S>垂雪より少しブラッドゲージが溜まりやすいですが、逆に近S>冠雪>垂雪よりは少ない、といった所。
 利点はそれ以外だと簡単なことでしょうか。この後の追撃も立ちK>前HSくらい、基礎コン出来るそうにないので、余計なこと考えずに完走出来ます。
 欠点は威力がそこまで振るわない所。操作難度が軽いとダメージも軽いものです。

屈HS>粒雪>基礎コン

 これもバージョン1.10から入れやすくなったコンボ。近S始動限定です。更に密着でほぼ端でないと、という更なる条件がありますが、粒雪がコンボで使えることが嬉しいので入れました。屈HSだけからなら密着且つ端からちょっと遠くからでも入れられますが、そういう時のコンボとして正しいのかそのほか一切は分かりません。もうちょい詰めたい。

前P>垂雪>基礎コン

 前Pを対空で使った時の基本。高さ関係なく安定するので、とりあえず安定コンとして覚えているといいかと思います。前Pカウンターなら、不香無しで遠S三段にはいけますが、もうちょいに詰めるべきですねココは……。

カウンターコンボパーツ

 最上級のカウンターにはカウンター演出が入るGGST。
 カウンター演出はその当てた技のヒット硬直が長くなる、だけではなく、早ければ次の攻撃にも食らい硬直が乗るのだそう。どうしてそうなるかは分からないですが、ある程度の長さにヒット硬直時間が設定されていて、その時間内なら次の技中でも再びヒット硬直の影響が出る、という仕様だと勝手に思っています。
 自分で書いてて良く分かりませんが、とにかく硬直が伸びる。それだけで十分な意味があります。
 これを駆使するとカウンターカウンター限定の繋ぎ、というのが普通より広く存在することに。その中にバージョン1.10で発生の早くなった垂雪も含まれる、ということで、カウンターが狙える時のコンボパーツをみていきましょう。

立ちHS>冠雪>垂雪>基礎コン

 密着気味でないとカウンターでは無理ですが、冠雪を挟むなら少し遠めでも垂雪が確定するようになったので、結構可能な範囲が増えたコンボです。結構浮くので、コンボとしてはもうちょっと発展できそうな気はします。要研究。

屈HS>垂雪>不香>JK>JD>(着地)立ちK>前HS

 一応以前からネタとしてはあったJK>JDの空中コンボ。これが中央付近から安定してコンボで端に到達するようになりました。安定として立ちK>前HSにしてますが、これは基礎コン入れるとか、もうちょい詰められそうな気がします。

前HS>垂雪>基礎コン

 前HSカウンターから垂雪は以前からありましたが、浮いている位置が変わってきているので、意外と基礎コンが面倒です。不香慣性消しからちょっと待って基礎コン、というのが基本です。この待ち時間を考えると、違うコンボ狙った方がいいかもです。
 また、垂雪を粒雪にすると、ダメージは落ちるものの、垂雪>不香ほどブラッドゲージが溜まらないので、待ちや不香慣性消しとかのテクニックの要らない手軽さも含めて、まず粒雪から始めるのもいいかもしれません。

垂雪>屈HS>粒雪>基礎コン

 垂雪もカウンター演出技になったので、こういう事も出来ます。とはいえ位置限定。一応画面端ちょっと近くまで大丈夫ですが、差が分かりにくいので、端付近限定という所です。
 しかし、中央なら地味に不香無しからのJK>JDや遠S三段の方が楽でブラッドゲージも回復して安定します。
 ちなみに、屈HSは早く入力し過ぎると垂雪の二段目が出てしまうので、地味に難度があるコンボです。ちゃんと硬直が切れてから屈HSです。焦らない事。

足払い>粒雪>基礎コン

 足払いもカウンター演出する技なので、こういうコンボも可能です。基礎コンするより遠S三段にする方がブラッドゲージの消費量と回復量が釣り合うのでいい形です。

最後だからなんか書いとけ

 1.10の名残雪のコンボ、以前と同じ部分はありつつも、粒雪と垂雪の高速化によってコンボが微妙に変わってきました。その辺を記載出来たかと思います。
 特に地味に粒雪のコンボに使える局面が増えたのが個人的にはお気に入りといえます。今までもっともブラッドゲージを使うのに、あるいはだからこそ顧みられなかったやつが、新たな息吹を、といった風情なので、モリモリ使っていきたいと思います。
 動画も作りたいですが、このまとめ作りながら色々考えついたりしたりしながら書いているので、またちょっと違う形のコンボがお目見えするかもしれません。とりあえず、作る前提でコンボ詰めると楽しいので、たぶん、動画も数日中に作るかと。
 と、予告というか予防線というかしつつ、この項を終えたいと思います。

動画です。何なりとお使いください。