GGST 名残雪から見る名残雪対策 その1

GUILTY GEAR -STRIVE- スターターエディション 2022 - PS4

この項について

 GGSTが出て既に一年半が経過するということで、そろそろちゃんとキャラ対、キャラ対策を詰める時期だと思うが卿らはどうか。どうかじゃねえですね?
 さておき、いい加減キャラ対も詰めていかないと今後は難しいぞ、という判断をドン判しまして、でも対戦足りないのも多いよなあ、という理解もあります。
 なので、ここは一番分かっている名残雪を、一番使っている名残雪で対策しよう、という言葉が浮かんできたので、それを形に変える動きに出てみました。ほら、同キャラ戦ってなんか自分が分が悪いというか名残雪:名残雪は6:4で名残雪が強いじゃないですか。それゆえに、名残雪において最も大事な名残雪戦を攻略すれば、名残雪で名残雪と戦うことが楽になる、と思うわけです。
 もう何を言っているのかわからないと思いますが、自分で書いててもわけわかんなくなってきております。名残雪からしたらどこがきついのか、というのを名残雪を使って解説する、って感じだと思っていただければ。
 さておき、それではいってみましょう。

第一回目 ざっくりめの名残雪による名残雪対策

 第一回と銘打ってこのまま続きがあるのか不明瞭ですが、とにかく第一回目として、今回は名残雪戦の勘所を3つあげ、それに対してざっくりとした対策を考えていきます。続きがあれば、その3つの一つずつをより掘り下げたいところですが、どうなるかはかなり不透明となっており、なるようにならあね! とアホセル言葉が出てくるような状態です。気持ちが乗ればガンガンやるんですがねえ。
 さておき、先述の3つの勘所を、1つずつ紐解いていきましょう。

勘所 壱:牽制

 名残雪の牽制は結構面倒な要素です。面倒な理由を明確に切り分けますと、
 一つに長い。リーチがある。
 一つに強い。判定面で強力なのがある。
 一つに痛い。牽制からのコンボ導入が楽。
 という三点なるかと思います。今回は雑にいくので、カカッっと見ていきましょう。
 まずリーチ面は、主に遠Sと屈Sの性能に由来します。どちらもリーチが長い。
 遠Sはそのまま遠S三段のおかげで当たった後にいろいろ派生出来るので、とりあえず触るのが普通に強い。
 屈Sは派生はないものの、下段技としては優れたリーチ。そして後述のコンボの初手としても使いやすい。
 この辺をブレイクしていかないと、牽制面で後れを取ってしまいます。
 名残雪としてのこの辺の対処法は、遠Sには前P。というベタなんですが、それには屈Sが裏の選択肢としてきっちりある為、とりあえず遠Sに前Pを狙いすぎると、屈Sでとられる、という恰好になりがちです。むしろそれを意識して前P振ってくるところに屈S、というのが名残雪の狙いなので、屈Sも対処しないといけません。これはキャラ毎にいろいろあると思います。
 名残雪ミラーなら遠Sが屈Sに一応対応出来ます。なので、遠Sは屈Sに、屈Sは前Pに、前Pは遠Sに、それぞれ当てていきたいという所謂三すくみです。距離にもよりますが、わりと綺麗な三すくみといえましょう。
 次は判定強い。これはHS類がその任です。先端に食らい判定が薄いというか、無いのか? くらいHS類の先端は強いです。まあ、ガードされるとか当たらないととか、色々あるのでそれくらいはね?
 ですが、ブラッドゲージが溜まっている段階だと、HS類は無法になります。特に立ちHSの当たり判定が伸びるけど食らい判定は伸びてないっぽいので、ゲージ二段階あると発生はまあ早いわ、リーチも長いわでやや短射程の飛び道具のような存在になります。注意。
 ダメージに関しては、特に牽制でメインに使うS類から突進必殺技の冠雪が大体連続ヒットするのが効いてきます。安めで済まされても、牽制引っかかって3割飛んで画面端起き攻め。とかになります。
 迂闊に牽制に当たると体力がもりっと減る、というのは名残雪のセールスポイントですが、食らう方としてはどうしたら、というとこです。バーストがあるなら上手く大ダメージを食らわないタイミングで使う、がベストでしょう。
 あるいは牽制ガード後の冠雪にきっちりお仕置きをする、というのも必要。ですが、これがまあ面倒。次の章のネタなので、そこに関してはそっちで、ということにして牽制についてはざっくりここまで。

もうちょい深堀したのは次のリンク先に。

hanhans.hatenablog.com

勘所 弐:冠雪

 名残雪戦で勘所になってくる事物に、冠雪をあえて単体で上げる、というのだけで、冠雪が優れた突進技の証明となりましょうか。
 冠雪は今までの調整で色々と弱くはされています。その中でガード後に3Fの隙ができるようになり、また密着する、というので投げ確定はするし、打撃で攻撃しても名残雪側は最速の投げでも潰されるようになっています。上でのお仕置きも、基本としては投げを確定させるのがベターではあります。
 が、そうは問屋がいかんざき。冠雪は必殺技で、名残雪は必殺技を必殺技でキャンセル可能。なので、ここで逆に垂雪を出して反撃を切って捨てたり、後ろ不香で逃げたり、あるいはそういうのを意識させて投げを通したりが出来ます。
 なので、冠雪は昔の確定反撃無しの無法技から、ガードさせたのに逆択を迫る無法技になりました。
 それもあって名残雪としては対処が大変面倒ですが、少しだけ楽になる情報があります。というか、ブラッドゲージを見れば、相手の行動が今どれくらいリスキーか、というのがわかります。
 ブラッドゲージ量を見て、多いな、という時は投げのBloodsucking Universeを狙ってくると読めますし、少ないな、ならここは無法の垂雪を狙ってくるとも読めます。この辺は名残雪使いだからこそ分かる機微なので、また回を改めて詳述したいと思います。
 それ以前の問題として、冠雪ぶっぱなしが意外と面倒です。屈Sと同程度の発生なのに、移動距離は長く下手に当たるとデカウンター。このゲームの最強突進技の三傑に入るのでは? と勝手に解釈しています。特に、屈Sとかから出して連続ガードになってないから迂闊に動いて当たってしまう、というのが結構ある。
 このお願い冠雪をいなす術が必要ですが、名残雪だと垂直からJHSというのを狙おうとしてデカウンター食らう、とかよくあり、結局お互いにお互いの冠雪ぶっぱに付き合っていかないといけません。だから名残雪は名残雪が辛いのです。

もうちょい深堀りしたのはこちら

hanhans.hatenablog.com

勘所 参:不香

 不香は機動力の低い名残雪の絶対的移動ソース、ですが、キャンセルからも出来る行動なので、いろんなところで大活躍します。接近から隙対策からコンボのワンポイントに逃げにも。活躍度合いならおそらく色んな格ゲーの移動技の中でも3指に入る代物です。
 この技をもっとも活用させるタイミングが、ブラッドゲージが溜まり切りそうな時に、BSUを狙う時でしょう。そして、これを匂わせて打撃を当てるのも含め、いかに相手の虚をつくか、が名残雪の腕の見せ所です。逆に言うと、相手がもっとも狙ってくるタイミング、という意味でもあります。ここで虚々実々をするのが名残雪対名残雪です。
 さておき、この不香はS類はもちろんHS類からキャンセルで出しても、基本相手の暴れや狙っての小技が刺さります。つまり使った方が不利、なんですが、前に行くと見せて後ろから慣性消して屈Sや屈HSを使って相手の攻撃してくるのを刈るという行動や途中を垂雪でキャンセルしてとかが可能です。
 この辺の癖は名残雪使いによってまちまちでしょう。逆択を積極的に狙う人もいるし、相手の刈ろうとするの狙って大ダメージ狙いする人もいる。逃げ腰な人もいれば攻め気のある人もいる。名残雪対名残雪だと、ここが如実に差として出てくるので、いろんなパターンを覚えておく必要があります。策多きは勝ち、少なきは負ける。という気概で、いろんなパターンを開発しましょう。

ざっと勘所だけでしたが

 とりあえず、名残雪戦で押さえる部分として、牽制、冠雪、不香の三点を見てみました。かなり雑に語ったので、もうちょっとひだというのはあるんですが、とりあえずこの三点は押さえておくと如実に違います。というのを押さえられたかと。
 ということで、カカッと名残雪での名残雪対策のざっくりしたとこでした。