この項について
中階層者だけど、名残雪攻略、やりたい!
そういう初期衝動のまま、この項を書くに至りました。ここは、俺の庭だ……。
さておき、9階ニュービー、というか8階の安定感という自分ですが、自分なりの攻略、やりたいの! 今の知識をカカッと書いてすっきりしたいの! という気持ちが抑えられませんでした。
そういう訳で、名残雪攻略、今回もやっていきます。
今回はコンボについて。
一つの用例を取り上げつつ、名残雪のコンボについて語れたらと、思います。
それではいってみましょう。
第三回 コンボ用例から見る名残雪のコンボ
いいか!ここで名残雪の基本コンボを確認しておくぞ!(ホワイトボード打)
名残雪のコンボ、となると皆様どういう印象をお持ちでしょうか。なんか突っ込んできて浮かされてそこではないされて追撃されてFinって感じでしょうか。
大体合ってます。
で、終わってもいい訳がないので、ちゃんと話をしてきます。
名残雪のコンボは大体3セクションです。
つまり、始動、浮かせ、空中コンボ、締めです。
4つやないかい! です。厳密にいうと始動と浮かせが混然一体なので、正確には浮かせ始動、空中コンボ、締め、というくくりになるかと思います。
そこを深堀する項ではないので、ここではそういうのがある、程度の指摘で済ませます。そこそこ深堀した文章は、
hanhans.hatenablog.com
上記リンクにあるので、そこの辺が気になる向きは確認して頂きたいと思います。
さておき、まずはオーソドックスな名残雪コンボを記載してみます。
屈S>冠雪>垂雪一段目>前不香>屈K>近S>立ちK>前HS
これを先ほどのセクションで分割すると、
- 浮かせ始動
- 屈S>冠雪
- 空中コンボ
- 垂雪一段目>不香>近S>立ちK
- 締め
- 前HS
という感じになります。ちなみに中央から運んで壁割れるコンボです。
この用例を見つつ、名残雪のコンボのセクションについて解説していきましょう。
浮かせ始動について
まず浮かすルートです。
今回の用例では立ちKから冠雪を繋ぐ浮かせルートとなっています。冠雪で当たると浮くので、その後に空中コンボで追撃していくという形です。
近Sや垂雪一段目でもダイレクトに浮かせられるのですが、では何故冠雪としているかというと、基本的に近Sも垂雪もある程度近くないと浮かせられないのと、ガードされると特に垂雪が厄介なのが理由です。
近Sは近距離技なので当然ですが、垂雪も意外と横が短く、一応立ちKからなら先端でも繋がるのでいいのですが、遠Sや屈S先端などでは垂雪は直接には当たりません。
なので、冠雪です。一気に詰めて浮かせて繋げる。そういうのを一手で出来るのが冠雪なのです。この思考は名残雪のコンボの脈々とあるもので、とりあえず距離がある時は冠雪、まであります。
ついでに、前回でも言及しましたが、冠雪はガードされてもほぼ五分です。一応、遠くから出して持続後半を当てると有利まであるんですが、ここではそういう場面ではないのでどうでもいいとします。
この五分というのがミソで、とりあえずコンボとして入れ込みで問題ないのです。垂雪はガードしきられると隙が大きいですし、近Sは隙こそですが、やはり近Sにならなかったら危ない。なので、ヒット確認とか考えなくてよいというのはそれだけで優位で、冠雪はコンボ始動技としては破格の使い易さになっています。
とはいえ、ブラッドゲージが溜まりますので、野放図には使えない点は忘れてはいけません。
空中コンボについて
上記用例では冠雪の後に垂雪一段目から前不香としています。これは、浮かせの部分でも使う基礎パーツです。
名残雪のコンボは大体このパーツが組み込まれていて、冠雪から更に高く浮かせるとか、近Sから更に高く浮かせるまで、幅広く浮かせるものとなっています。
とにかく浮かせたい時に使い、その後の不香で接近して追撃していく、という形が一番よく見るやつではないかと思います。
その後の追撃は、このコンボだと近Sを当ててまた少し浮いた相手に立ちK、そしてトドメの前HSを入れています。特に画面端だと、相手が前HSの所で壁張り付きになると、もう一回前HSが狙えるので、ダメージが高くなるので、今回の用例はこのルートな側面があります。他の理由もありますがそれは後述します。
先に屈Kを挟んで近Sから遠S、そして遠S三段まで入れる行動も可能です。
こちらは威力の面よりブラッドゲージ回復の面と、移動距離の面でこちらとするのもありです。
遠S三段はブラッドゲージがかなり回復しますし、またかなり横に運べるので、こちらを取るのもまた基本となってきます。
ただ、どちらにしても不香慣性を使わないと安定して当たりません。
ここで不香慣性についてと、前に後でコンボの時に、と言っていた不香慣性キャンセルについても語っていきます。
不香慣性及び慣性キャンセル
不香慣性、及び慣性キャンセルとは何か。
これは、移動技不香で高速移動すると出るその慣性を残す、あるいは消す行動です。単純ですね?
さておき、不香慣性は、出した方向に対して結構大きく残ります。通常は遅い名残雪の歩きが、チップ級になる瞬間です。
この場合は、レバーなどを移動方向に入れておくとほんのりの時間ですが慣性力が残ります。
また、レバーを移動方向に入れなくても若干進むので、そういう活かし方をする場合もあり、上記コンボは若干進むのを活かす形です。
あるいは、この慣性を活かせば、起き攻めに小足>BSUという連携も可能になります。通常なら離れて投げられない間合いでも、慣性を使うことで投げ間合いを維持できるのです。
逆に不香慣性キャンセルは移動方向と逆にレバーなどを方向を入れることで慣性を消すものです。
立ち回りでも、特に後ろ不香の慣性キャンセルは使うとこが多いです。遠S>Sの後に下がりつつ攻撃の目を潰すみたいに。これは覚えておくといいでしょう。
コンボでは、不香を出すと浮いた相手の下を通過してしまう場合などに使います。垂雪の発生高速化によって、その場面が地味に多くなったので、コンボによって慣性と慣性キャンセルを使い分けていかないといけません。
その辺は鋭意覚えていけばいいですが、とりあえず今回の用例は慣性キャンセルをいれない物にしました。
締めについて
上記コンボの締めは前HSです。これ自体は単発威力が高く、相手をすぐにダウン状態に持っていきますが、それ以上にキャンセルが掛かるのがポイント。
この攻撃にキャンセル前不香をしていくことで、ダウンから復帰した相手に起き攻めが狙えるのです。これが、今回この前HSを最後に持ってきた理由です。
一応、遠S三段を入れるという選択肢もあります。ただ、これを〆にすると、キャンセルが出来ないので、行える起き攻めの数が限られてくるし、状況次第では起き攻め出来ないこともあるので、今回は主旨と外れるとして前HS締めのコンボとしました。基本としては遠S三段のがいい気もしますが、それはそれ、これはこれ。
さておき、この後の起き攻めについては、詳しくはまた別の機会ですが、この場面では基本はBloodsucking Universeの投げ択と、近Sから遠S三段の打撃択になります。
どちらもブラッドゲージ回復を狙いつつ、ダメージがとれる選択肢です。投げ択のBSUは当てた後にもさらに起き攻めが狙えますし、近S>遠Sは途中で忘れ雪を狙う形も可能です。一長一短といったところなので、よく考えて使うのがいいと思います。
コンボの切り分けについてのひとくさり
とりあえず、見ていただいた通り、名残雪のコンボのメインは、冠雪>垂雪で浮かせて、追撃して、遠S三段や前HSで〆る、となります。
上記でも記載していますが、浮かせは近S始動や垂雪始動にしてもいいし、追撃は色々とバリエーションがあるし、締めもブラッドゲージを考えると違うパターンも考えられます。また、カウンター確認のコンボも更に色々あります。
その辺を考え始めるとキリがないですが、とりあえずは冠雪>垂雪>前不香のセットを覚えておけば、慣れてくればなんとでもなります。
とりあえず、各セクションは、
- 浮かせ
- 冠雪>垂雪、垂雪、近S
- 空中コンボ
- 近S>遠S、立ちK、屈K、屈S、JK>JD、最大溜めダスト
- 締め
- 前HS、遠S三段、忘れ雪、垂雪、HS
という感じです。細かいところは上記リンクを参照して頂きたいですし、なんならもっとネットの海を調べるといいと思います。
ですが、大体の話としては、基本セットで浮かせて追撃、となります。そこが分かってくると、コンボのやり方も見えてくるので、まずは冠雪>垂雪>不香からの追撃を理解すると後が早いです。
締めだからなんか書いとけ。
今回は名残雪のコンボについて説明しました。以前書いたのを参照されたしな部分もありますが、理路としては大体分かっていただけたのではないかと思います。
名残雪は必殺技を必殺技でキャンセル出来るので、他のキャラとはコンボの理路が違いますが、基本としては浮かせて追撃するタイプと考えて差しさわりはありません。
その点が飲み込めると、コンボの形も分かりやすくなるかと思います。
ただ、ブラッドゲージの感覚も、コンボに行くときには注意が要ります。冠雪も垂雪も三本のゲージの約1本が溜まる、という理解をしておかないといけません。
今回の用例のコンボなら2本は溜まるので、1本溜まってたら垂雪に行かずすぐ前HSで追い打ちからの択を狙うという風に変えていきましょう。この辺がホント大変ですが、だからこそなんですよ……。
さておき、コンボについての話でした。ちゃんと話が伝わるか微妙なとこですが、その辺はなるようにならあね! というぶっ放しをしつつ、今回を終えようと思います。
したらな!