対ありでした。のワンワード勝手に解説してみる の1

対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~  1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

…お嬢様が中足確認しますか?

この項の説明とは……?

 江島絵里『対ありでした。~お嬢様は格闘ゲームなんてしない~』が良いのだけれど、漫画内の解説だけではよく分からないワードとかある人もいるだろう? と馴れーションしながらやっていく項となります。分かるだろ?←分かりません
 ハッキリ言えば、大@nani『ゲーミングお嬢様』でも似たことをしていたので、その延長戦上です。ゲー嬢、更新されないしね! 流石にあっちの方のネタは枯渇したのです……。ほぼゼロなんですよ……。新しい供給先を求めるのもむべなるかな……。
 それではいってみましょう。

第一回『中足確認』

 ということで中足確認。本当はパリィ滅にしたかったですが、スト4のセビ滅と同じ。というと終わってしまうので、あえてその後のワンワードからやっていきます。
 中足確認とは。中足で確認するのですが、ここで二つの用語になってしまう点をまず注意しなければなりません。
 まず中足。これは中攻撃の下段蹴り攻撃の略称です。
 現実世界の方ではストリートファイターシリーズが6ボタンで、弱中強のパンチとキックがあり、更に立ち、しゃがみ、ジャンプで出る技が変わってきます。この中で、しゃがみ中キックを中足、ということになります。もっと分解すれば、中の足払い、だから中足ですね。
 ついで確認。これは一般にヒット確認という用語になります。ヒットしているのを、確認する。だからヒット確認です。
 確認してどうするの? と思われるでしょうが、ヒット確認には続きがあります。確認したら、コンボに繋ぐ、という続きが。
 つまり、中足でヒット確認して、当たっていればコンボに、ガードされていれば何も出さない。そうするのが、ヒット確認の要諦です。
 例を挙げるならストリートファイター3 3rdの春麗が一番適当でしょう。
 世界最初の女性格闘ゲーキャラ、春麗の超必殺技に鳳翼扇があります。この技はガードされるとかなり大きな隙をさらしますが、中足ヒット確認、それもいわゆるキャンセルをしないで繋げることが可能で、更には中足先端からでもそれができるのです。なので、ゲージが溜まった春麗は中足をぶんぶんぶん回してヒット確認していく、というのが戦術として成り立つ、という風になるのです。
 これがヒット確認の重要性ですね。
 ただ、話を聞いて薄っすらお気づきでしょうが、これはかなり高等テクです。
 ノーキャンセルで繋げられる、といっても、猶予は数フレーム、60分の何秒かです。動き方、特に中足を振っている時に超必殺技コマンドを入力しておく、そしてヒットを確認してボタンを押す、というのが大変難しい案件なのです。
 だからこそ、この言葉が出る綾さんが上級者である、というのがしっかり表現されている、と言えるのです。それも、わりと生半なものではない、ガチ勢である、というのが。普通、中足確認って言葉はガチ勢以外から出てくる言葉ではないのですよ……。
 この後に出る言葉も、わりとガチで無茶なのなので、追って解説していきたいと思います。
 とかなんとか。