超ド基礎から始めるストリートファイター6  第4回

【PS5】ストリートファイター6

第一声

 『ストリートファイター6』、そろそろ発売です。steam版のベンチマークの確認も済ませて、事前ダウンロードも終え、部屋の隅でガタガタ震えて命乞いをする心の準備はしてきたッ! という覚悟完了状態な私ですが、それはさておき今回はスト6の超ド基礎の話。
 いままで操作の基本的なとこ、スト6でなくてもなのをやってきたので、今回はスト6の他の格ゲーと違う、特異な点であるところの『ドライブゲージ』について記載していきたいと思います。
 ドライブゲージは本当に特異なので、しっかり記載していきたいと思いますが、勘違いもあるかもなので、そこら辺りはご注意の程を。他のとこの解説とかも見るといいと思います。多方面に情報漁るのがベストです。
 今までの超ド基礎はこのようになってます。
超ド基礎から始めるストリートファイター6 第7回 - オタわむれ 日々是戯言也blog
超ド基礎から始めるストリートファイター6 第6回 - オタわむれ 日々是戯言也blog
超ド基礎から始めるストリートファイター6 第5回 - オタわむれ 日々是戯言也blog
超ド基礎から始めるストリートファイター6 番外編 - オタわむれ 日々是戯言也blog
超ド基礎から始めるストリートファイター6 第4回 - オタわむれ 日々是戯言也blog
超ド基礎から始めるストリートファイター6 第3回 - オタわむれ 日々是戯言也blog
超ド基礎から始めるストリートファイター6 第2回 - オタわむれ 日々是戯言也blog
超ド基礎から始める『ストリートファイター6』 第1回 - オタわむれ 日々是戯言也blog
 少しずつ増えてきました。ネタはあるのでまた続くですの。
 さておき、それではいってみましょう。

第4回 『ドライブゲージ』について

 まず、『ドライブゲージ』がどう言うものか、と言う説明から入っていきます。
 『ドライブゲージ』はスト6特有のゲージで、体力ゲージの下にあるものです。これは試合開始の時点で上限の6つある状態です。
 これを使うことでできる行動があります。羅列していきましょう。

  1. 『ドライブパリィ』
  2. 『ドライブラッシュ』
  3. ドライブインパクト』
  4. 『オーバードライブ』
  5. 『ドライブリバーサル』

 この5つの行動に『ドライブゲージ』を使っていくことになります。基本はそれで減っていくゲージで、時間によって回復もしていきます。ただ、相手の大技を食らうと減るというのもあり、使いまくってから守勢に回ってゲージが枯渇、ということもあり得るので注意しましょう。
 さておき、ゲージを使う行動を一つずつ見ていきましょう。

1:『ドライブパリィ』(消費:0.5〜)

 『ドライブパリィ』は攻撃を受け止める行動です。クラシックだと中Pと中K同時押しで発動します。モダンだとボタン設定必須です。『ガード』に似た行動ですが、違う点がいくつかあります。
 一つ、中下段関係なくパリィ出来る。
 二つ、パリィすると『ドライブゲージ』を0.5回復する。
 三つ、押し続けているとパリィのモーションを続ける。
 四つ、『ジャストパリィ』がある。
 五つ、『投げ』を食らうと『パニッシュカウンター』で大ダメージを食らう。
 六つ、動作中に『ドライブラッシュ』に移行できる。
 大体こんなものでしょうか。一つずつ見ていきましょう。
 まず中下段の別がなくパリィ、受け流すことが出来ます。前々回やったように、『ガード』は『中段』と『下段』とで『立ちガード』と『しゃがみガード』を使い分けなければなりません。しかし『ドライブパリィ』はそこは問われません。どちらも受け流せるのです。またこれはいずれやる『起き攻め』時の対応で出てくる『めくり』なども『ガード』方向を気にせず受け流せるので、かなり防御としては強い部類に入ります。
 次に『ドライブパリィ』に成功すると『ドライブゲージ』が0.5回復します。元々『ドライブゲージ』を0.5使用するので、成功したらそれが大体チャラになる、ということができます。
 『ドライブパリィ』はボタンを押し続けると、パリィモーションを続ける、という特性もあります。これで複数回ヒットするタイプの、所謂多段技も凌ぐことができます。ただ、モーションを続けている時にも『ドライブゲージ』を消費するので注意が必要です。
 四つ目の『ジャストパリィ』については、相手の攻撃をパリィの出た瞬間で受けると起きる現象で、通常のガード及びパリィの動けない時間、所謂ガード硬直がなくなり、すぐに行動できるようになります。これをすれば、相手の隙を突き放題ですが、本当に出した瞬間に受けないと出ません。またダメージに対して補正がかかるので、大ダメージは狙いにくい仕様となっています。
 『パニッシュカウンター』というのは、またいずれ話になると思いますが、とりあえず大技の隙に攻撃が当たった時に起きる現象だと覚えておいてください。その一例が『ドライブパリィ』に対する『投げ』になります。『ドライブパリィ』の明確な弱点になり、迂闊に使うとかなりのダメージを食らうと覚えておきましょう。
 最後に、次に記載する『ドライブラッシュ』に、パリィモーション中に前方向2回入力で移行できます。こっからだと『ドライブラッシュ』の消費が少ないというのは覚えておきたいところです。
 『ドライブパリィ』はこんな感じ。覚えるのは中下段どちらもそらせるのと、投げの『パニッシュカウンター』を食らう、後は『ドライブラッシュ』に行けるというくらいでいいかとは思います。

2:『ドライブラッシュ』(消費:0.5、または3)

 『ドライブラッシュ』は特殊なダッシュ行動でスト6の攻めの要です。地味に強い行動なので狙えるとこはゴリゴリ狙いたいです。
 やり方は二つ。先述の『ドライブパリィ』からと、通常技『キャンセル』からです。どちらも前前と入力する事で発動します、
 『ドライブパリィ』からなら元のパリィ分の0.5ゲージに『ドライブラッシュ』の0.5ゲージで大体1ゲージで狙えます。通常技『キャンセル』では3ゲージ持っていきます。キャンセルは高いと覚えてらおくといいです。
 『ドライブラッシュ』の利点として、ステップより早く長く移動できる点と、『ドライブラッシュ』中の攻撃に普段より多い『有利フレーム』が付与される点です。
 ステップより移動が早く長いのは、接近手段として有効だと言う事です。そして移動中の攻撃は当てると大体有利になります。これによって、相手の起き上がりやキャンセルで出す事で有利時間を押し付けていくことが出来ます。
 また『コンボ』にも使うことが出来、しゃがみ中キックから『ドライブラッシュ』して『コンボ』を伸ばしたり、浮いた相手に追い打ちをかけたりなどが出来ます。詳しい話はまた今度ですが、本当に色々伸びるので、楽しいとこです。
 欠点としては『キャンセル』からだと消費が重いのと、前進モーション前半は『ガード』やジャンプが出来ない点です。後述の『ドライブインパクト』は出せますが、それでもコマンド投げを置かれると詰みやすいので注意が必要です。

3:『ドライブインパクト』(消費:1)

 『ドライブインパクト』は攻撃を受けても止まらず攻撃する技です。クラシックなら強攻撃同時押しで発動できます。モダンだとボタン設定が必要、だったはず。
 要所は三点。一つが通常技や必殺技を受け止めてから攻撃が当たると相手が崩れ落ちるモーションになって隙をさらすこと。もう一つが画面端で『ガード』させても相手が壁に当たって大きな隙をさらすこと。最後の一つが相手が『バーンアウト』の状態なら画面端で『ガード』させるとしばらく操作できない気絶状態にする、というものです。一つずつ見ていきましょう。
 まず攻撃を食らいつつカウンター気味に当たると、特殊な演出に入り、相手は崩れ落ちるモーションになって追い打ちが可能になります。普通に当てても吹っ飛ぶだけなので、この崩れ落ちるモーションにする為に相手が攻撃を振ってきそうなところに出しておく、みたいな使い方が求められます。
 次に画面端だと相手がガードしていても画面端に当たって無防備になります。当然、そこから『コンボ』に行けるので、画面端だと『ガード』一辺倒ではいけないので対策しないといけません。これがあるので、スト6の画面端は地獄になる、と言われています。実際どうなるかはもうちょい見ないとですね。
 最後は『バーンアウト』と言う仕様の話です。少し書いた『ドライブゲージ』が枯渇した、という状態で、『ガード』時に少し崩れてガードするので普通は連続『ガード』にならない行動が連続『ガード』になったり、あるいは『ガード』後に出るのが早い技で反撃出来る行動が止められなくなったりします。
 その上で、『ドライブインパクト』を食らってもガードでも、とりあえず画面端に当たると、気絶状態となって結構な時間隙だらけの状態になります。最速で回復してもたぶん余裕のジャンプ攻撃が当たってしまうくらいには隙があるので、でかいダメージをもらってしまうことになります。
 詰まる所『ドライブゲージ』はそれを使って『コンボ』で頑張って倒し切れればいいけど、ミスったら一転する、という分かりやすい仕様です。
 つよつよに見える『ドライブインパクト』ですが、上方向に強くないのでジャンプされてスカされる場面もあったり、相手が『ドライブインパクト』で受け止めて返されると逆にこちらが崩れたりもありますし、『ドライブパリィ』で普通にいなされますし、三回攻撃を食らうと止まりますし、そもそも体力がないと食らった攻撃のダメージで負けます。
 とはいえ、この中ではジャンプと体力なし時以外は『ドライブゲージ』が必要だったりするので、『バーンアウト』状態だと対処が大変難しくなる、というのはあります。ここは結構重要かもなので、取り敢えず『バーンアウト』状態はやばいんだな、くらいで覚えておきましょう。

4:『オーバードライブ』(消費:2)

 『オーバードライブ』、ODは『必殺技』を強化する行動で、クラシックもモダンもボタン2つ同時押しです。クラシックならその『必殺技』の攻撃種、パンチかキックの違う強さの同時押し、モダンなら弱中強の内二つの同時押しですね。
 これにより、『必殺技』の性能が向上します。弾なら二段技になったり弾速が速くなったり。対空技ならジャンプからの攻撃のみならず地上の攻撃も食らわずに攻撃出来たり。あるいは攻撃の後に更なる追撃が可能になったりも。
 今までの格ゲーならES技とかEX技とかいう言葉を使われていた部分ですが、スト6では『OD必殺技』という言い方になります。そして今までと違うのは『ドライブゲージ』を使用するので試合開幕から打っていける点です。『ドライブゲージ』関係は結構大盤振る舞い、って感じですが、ここは特に、今まで格ゲーをしていたらそう思ってしまいます。分かりにくいたとえをすると、ストZERO3の開幕ゲージマックス並みに大盤振る舞いです。あれよりあるかもしれない。
 とりあえず、『OD必殺技』は必殺技の強化版、というのだけ覚えておけばいいです。

5:『ドライブリバーサル』(消費:2)

 『ドライブリバーサル』は『ガード』を『キャンセル』して出せる攻撃です。所謂ガーキャンという言葉が一番しっくりくるやつですが、もうちょいちゃんと説明すると、相手の攻撃を『ガード』した時、その『ガード』でキャラ止まっているのを『キャンセル』して攻撃を出し、反撃するというものです。
 これが既存のガーキャンと違うのはこれのダメージでは相手が倒せないのと、『ドライブパリィ』からでも出せることです。普通に『ドライブパリィ』すると反撃は難しいですが、それに『ドライブリバーサル』を入れれば、安全に切り返せる、という訳です。とりあえずある、くらいの記憶でいいところでしょうか。

まとめ

 『ドライブゲージ』はスト6では重要な位置にあるゲージです。これについてしっかり知悉したいですが、とりあえず『ドライブインパクト』と『ドライブラッシュ』、この二つから覚えていけばいいと思います。『ドライブパリィ』もまずは弾を受ける時に使う、とかでいいかなと。まあ、覚えていくことは多いって話です。
 さておき、今回はここまでです。次回は、発売日来てるかなあ。全キャラファーストインプレッションでもするかな、って思ってますが、ド深夜からするので明日は早めに寝て深夜1時起きを狙いましょうか。
 とかなんとか。